2008年
王座奪還!初のアジア制覇!!



4年ぶり13度目の日本一を達成 初のアジア制覇も成し遂げ、見事に前年の雪辱を果たした。
前年5位に沈んだチームではあったが、渡辺新監督の元、若獅子たちは輝きを取り戻し、再び最強の座に返り咲いた。
爆発的な攻撃力が強いインパクトを残した。
本塁打王に輝いた中村剛也を筆頭に198本の本塁打を量産した。一方で、片岡易之が中心となり107個の盗塁を決め、機動力でも他を圧倒した。
投手陣では、岸孝之、帆足和幸の先発に加え、守護神グラマンの活躍が大きかった。前年最多勝の涌井秀章の成績は振るわなかったが、新加入の石井一久らベテラン勢の活躍が支えた。
日本ハムとのクライマックスステージでもシーズン中と変わらず爆発的な攻撃力と安定した投手力でパ・リーグ完全制覇を成し遂げた。特に、シーズン中のうっ憤を晴らすかのようなエース涌井の投球はファンを魅了した。
巨人との日本シリーズは、まさに激闘。球史に残る戦いとなった。
2勝3敗と王手をかけられた第6戦、第4戦で完封勝利を挙げた岸が中2日のリリーフで登板。渡辺監督の期待にこたえる投球は多くのファンの心を打った。岸は同シリーズMVPに輝く。
第7戦、終盤までリードされる展開も、片岡の走塁、平尾博嗣のタイムリーで逆転し、見事に日本一に輝いた。
奇跡的ともいえる前年5位からの王座奪還
若獅子たちの輝きは、翌年以降のさらなる飛躍を期待させた
スローガン
「No Limit! 2008」
取得タイトル
主力選手成績
打者
選手名 | 打率 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中島 裕之 | 0.331 | 124 | 486 | 75 | 161 | 32 | 0 | 21 | 81 | 25 |
栗山 巧 | 0.317 | 138 | 527 | 76 | 167 | 31 | 3 | 11 | 72 | 17 |
G.G.佐藤 | 0.302 | 105 | 388 | 62 | 117 | 30 | 1 | 21 | 62 | 1 |
片岡 易之 | 0.287 | 139 | 582 | 85 | 167 | 25 | 6 | 4 | 46 | 50 |
中村 剛也 | 0.244 | 143 | 524 | 90 | 128 | 24 | 4 | 46 | 101 | 2 |
投手
選手名 | 防御率 | 試合 | 勝利 | 敗北 | セーブ | 完投 | 完封 | 投球回 | 奪三振 | 失点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
帆足 和幸 | 2.63 | 27 | 11 | 6 | 0 | 3 | 3 | 174 | 115 | 59 |
岸 孝之 | 3.42 | 26 | 12 | 4 | 0 | 4 | 2 | 168 | 138 | 65 |
涌井 秀章 | 3.90 | 25 | 10 | 11 | 0 | 5 | 0 | 173 | 122 | 80 |
星野 智樹 | 2.38 | 63 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 34 | 23 | 9 |
グラマン | 1.42 | 55 | 3 | 3 | 31 | 0 | 0 | 57 | 42 | 12 |
順位

順位 | チーム | 試 | 勝 | 敗 | 分 | 率 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 埼玉西武 | 144 | 76 | 64 | 4 | 0.543 | - |
2位 | オリックス | 144 | 75 | 68 | 1 | 0.524 | 2.5 |
3位 | 北海道日本ハム | 144 | 73 | 69 | 2 | 0.514 | 4.0 |
4位 | 千葉ロッテ | 144 | 73 | 70 | 1 | 0.510 | 4.5 |
5位 | 楽天 | 144 | 65 | 76 | 3 | 0.461 | 11.5 |
6位 | 福岡ソフトバンク | 144 | 64 | 77 | 3 | 0.454 | 12.5 |