選手の社会貢献活動

ライオンズの選手による社会貢献活動の歴史

1981シーズンから1983シーズンに在籍していたテリー・ウィットフィールド氏のこどもたちへの試合招待、1990シーズンから2004シーズンに在籍していた潮崎哲也氏(現編成ディレクター)の所沢市に在住する知的障がい児や肢体不自由児とそのご家族への年間席寄付、2014年には栗山巧選手が長年の社会貢献活動を評価され球団史上初の「ゴールデンスピリット賞」を受賞するなど、球団発足当初から現在まで、プロスポーツ選手として自身ができることを考え、さまざまな社会貢献活動を行っております。

選手会・選手 取組予定 取組実績
選手会 所沢市内の各種団体への支援としてシーズンシート8席分を
「放課後児童クラブ」「かしの木学園」「松原学園」
「所沢市母子寡婦福祉会」へ寄付
同左
髙橋 光成投手 群馬県の豊かな森林を守る事業への支援として、
シーズン公式勝利投手数×3万円を
「群馬県 ぐんま緑の県民基金」に寄付
シーズン終了後に実施
地震や豪雨災害などの現場で活躍する捜索救助犬への支援として、
シーズン公式戦登板数×5万円を
「NPO法人 日本捜索救助犬協会」に寄附
増田 達至投手 NICU(新生児集中治療室)への支援として
シーズン公式戦登板数×1万円を
「埼玉県立小児医療センター」「大阪母子医療センター」それぞれへ寄附・寄贈
シーズン終了後に実施
入院しているお子さまの治療に付き添うご家族への支援として、
シーズン公式戦登板数×1万円を
「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま」へ寄附
平井 克典投手 出身地である愛知県一宮市における野球振興活動として、
シーズン公式戦登板数×1万円+勝利投手数×2万円分のTボールセットを
愛知県一宮市内小学校へ寄贈。
シーズン終了後に実施
今井 達也投手 所沢市の知的障がい児や肢体不自由児への支援として、
シーズンシート2席分を
「所沢市手をつなぐ親の会」へ寄付。
同左
平良 海馬投手 出身地である沖縄県石垣市のこどもたちへの支援として、
シーズン公式戦登板数×3万円を
「石垣市まちづくり支援寄附金」へ寄付
シーズン終了後に実施
外崎 修汰選手 出身地である青森県弘前市における野球振興活動として、
シーズン公式戦盗塁数×1万円分のTボールセットを
青森県弘前市内保育施設へ寄贈。
シーズン終了後に実施
こども食堂をはじめとしたこどもたちの居場所づくりへの支援として、
シーズン公式戦盗塁数×1万円を
「所沢市社会福祉協議会 所沢市こども未来基金」へ寄付
源田 壮亮選手 こどもたちの居場所づくりや児童養護施設など児童福祉活動への支援として、
シーズン公式戦安打数分の金額を
「埼玉県社会福祉協議会 こども食堂・未来応援基金」「大分県社会福祉協議会」へ寄付
シーズン終了後に実施
中村 剛也選手 入院しているお子さまの治療に付き添うご家族への支援として、
シーズン公式戦出場試合数×1万円を
「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま」へ寄附
シーズン終了後に実施
栗山 巧選手 小児がんのこどもとそのご家族への支援として、「がんの子どもを守る会」を通じ、
ベルーナドーム開催試合へ招待、また全国の4つの病院へ寄付・寄贈。
招待:実施後都度更新
寄付・寄贈:シーズン終了後に実施
所沢市の知的障がい児や肢体不自由児を支援として、
シーズンシート2席分を
「所沢市手をつなぐ親の会」へ寄付。
同左
岸 潤一郎選手 障がいのある方を支える地域福祉への支援として、 シーズン公式戦本塁打数+10万円を
「埼玉県 シラコバト基金」へ寄付
シーズン終了後に実施
炭谷 銀二朗選手 難病と闘うこどもとそのご家族への支援として、
「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じ、
難病と闘うこどもとそのご家族をベルーナドーム開催試合へ招待
実施後、都度更新

支援協力団体について

ぐんま緑の県民基金(群馬県)

群馬県の大切な森林を守り、育て、次世代に引き継いでいくための基金として平成26年4月に設立されました。豊かな水を育み、災害に強い森林を作り、里山・平地林などの森林環境を改善し、安全・安心な生活環境を創造するためのさまざまな施策に活用されます。

ぐんま緑の県民基金

NPO法人日本捜索救助犬協会

地震や豪雨災害などがあった時、一分一秒でも早く被災地に駆けつけ、土砂に埋もれた家屋や倒壊した建物の瓦礫の中に要救助者がいないかを優れた嗅覚を使って探し出す災害救助犬。災害現場でひとりでも多くの命を救うために、日々犬たちとの訓練を重ねているのが「日本捜索救助犬協会」です。他にも、地域防災訓練や防災イベントへの参加、老人ホーム、震災で避難されてきた方の所への慰問活動も行っています。

NPO法人日本捜索救助犬協会

大阪母子医療センター

病院、研究所、母子保健情報センターの3つの機能を有しており、妊産婦、新生児を対象とする周産期センターとしては40年、小児病院としては30年の実績を持つ、日本有数の「周産期および小児医療の専門施設」です。

大阪母子医療センター

ドナルド・マクドナルド・ハウス

ドナルド・マクドナルド・ハウスはお家から遠く離れた病院に入院しているこどもとご家族のための第二のわが家。こどもの治療に付き添うご家族のための滞在施設です。

公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン

所沢市手をつなぐ親の会

所沢市に在住する知的障がい児や肢体不自由児とそのご家族が集まり、教育・福祉・生活・労働・医療への理解を高めていただく活動を目的としている団体です。

本団体への支援は、現編成グループディレクターの潮崎哲也が現役時代から始めた活動であり、歴代ライオンズ所属選手(小野寺力氏・星野智樹氏・石井義人氏・栗山巧選手・炭谷銀仁朗選手・浅村栄斗選手(現東北楽天ゴールデンイーグルス)・今井達也投手)がバトンを受け継いで行われています。

石垣市まちづくり支援寄附金(沖縄県石垣市)

石垣市では、「石垣市まちづくり支援条例」に基づき、「石垣市まちづくり支援寄附金」を受付けており、「子どもの笑顔かがやく応援事業」や「一人ひとりの個性を尊重し、発揮する町に関する事業」など、まちづくりの関わるさまざまな施策に活用されています。

石垣市まちづくり支援寄附金

こども食堂・未来応援基金(社会福祉法人 埼玉県社会福祉協議会)

「こどもの貧困」は、経済的な困窮に留まらず、多くの人とのつながりや多様な教育や体験の機会を奪い、人生の選択肢を狭めてしまいます。これは、現在の生活だけでなく、将来、おとなになっても背負い続けることとなります。負の連鎖は、断ち切らなくてはなりません。こうした問題の解決を図るために、こども食堂や無料塾、プレーパークなどの「こどもの居場所」は、栄養状態の改善、孤食や学力格差の解消、生活習慣の改善など多様な効果を生み出します。次世代を担うこどもを孤立した環境で育てるのではなく、社会全体でこどもを育む活動として広く取り組む必要があります。寄付金は、こども一人ひとりが尊重され将来の夢や希望をかなえるために活用されます。

こども食堂・未来応援基金

所沢市こども未来基金(社会福祉法人 所沢市社会福祉協議会)

こどもの福祉の推進を目的とし、所沢市社会福祉協議会が平成29年4月に創設しました。寄付金は、市内のこども食堂をはじめとするこどもの居場所づくりなど、こどもの福祉に取り組む市民などの自主的な活動支援の財源となります。

所沢市こども未来基金(社会福祉法人 所沢市社会福祉協議会)

社会福祉法人 大分県社会福祉協議会

さまざまな団体、関係機関、地域住民と協力して地域福祉を推進することを目的とした民間の非営利組織で、近年では新型コロナ禍などの影響を受けて生活に困っている方々の支援をはじめ、フードバンクの運営、こどもたちの居場所づくり(こども食堂など)の推進や、大規模災害への対応など、SDGsの達成に貢献する活動に力をいれています。

社会福祉法人 大分県社会福祉協議会

公益財団法人 がんの子どもを守る会

1968年10月に小児がんでこどもを亡くした親たちによって、小児がんが治る病気になってほしい、また小児がんのこどもを持つ親を支援しようという趣旨のもとに設立され、こどもの難病である小児がんに関する知識の普及、相談、調査、研究、支援、宿泊施設の運営、その他の事業を行い、社会福祉および国民保険の向上に寄与することを目的として活動しています。
小児がんは医学の進歩に伴って「不治の病」から「治る病気」になりつつあります。しかし小児がんの患者とその家族はさまざまな問題を抱えているのが実情です。当会は患児家族が直面している困難・悩みを少しでも軽減すべく、多くの方々の支援のもとに活動をしています。

公益財団法人 がんの子どもを守る会

シラコバト基金(埼玉県)

「シラコバト基金(埼玉県シラコバト長寿社会福祉基金)」は誰もが安心して暮らせる地域社会を実現するため、昭和52年に誕生しました。寄附金は、ボランティア活動の支援や地域住民による見守り活動、障がいのある方の生活をサポートする事業など、地域福祉を推進するために幅広く役立てられます。

シラコバト基金

公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を

難病を患う子どもとその家族全員に社会で生活する“安心”と“明日への希望と勇気”を提供するため、ウィッシュバケーション(家族全員旅行)の運営など、家族との対話、社会との交流・繋がりの場と機会を創出し、活動に参加するひとりひとりが“社会とのつながり”を実感し、“夢”を持つことができる社会の実現に取り組んで行くことを目的としています。

公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を