1967年
2年連続の2位

西鉄は2年連続の2位。優勝したのは阪急で、球団創立32年目で初のリーグ制覇となった。西鉄の投手陣は、前年同様安定した内容でリーグ1位のチーム防御率2.50という好成績を残す。投手陣とは対照的に、チーム打率リーグ最下位と前年と同様に打撃陣が奮わなかった。

池永正明は23勝を挙げ、最多勝のタイトルを獲得し、名実ともにチームのエースとなる。シーズン終了後、“野武士軍団の貴公子”と言われた俊足好打の仰木彬が引退した。

取得タイトル

最多勝
池永 正明

主力選手成績

打者

※リーグの打率10傑に入った選手なし

投手

選手名 防御率 試合 完投 完封 投球回 奪三振 失点
田中 勉 2.17 40 12 10 9 6 216 136 56
池永 正明 2.31 54 23 14 19 335 203 102
与田 順欣 2.44 48 13 11 5 3 210 116 78

順位

順位 チーム
優勝 阪急 134 75 55 4 0.577 -
2 西鉄 140 66 64 10 0.508 9.0
3 東映 134 65 65 4 0.500 10.0
4 南海 133 64 66 3 0.492 11.0
5 東京 137 61 69 7 0.469 14.0
6 近鉄 132 59 71 2 0.454 16.0