2008年
クライマックス

2008年セカンドステージ

大宮が青く染まった!打線爆発で初戦を制す

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 0 0 1 0 0 0 2 3
  埼玉西武
ライオンズ
1 0 5 4 0 0 0 0 X 10

2008年10月17日 クライマックスシリーズ第2ステージ第1戦
(県営大宮球場)

投手

【日】●グリン-坂元-多田野-宮西-武田久
【西】○涌井-三井-谷中-星野-岡本真

本塁打

【日】スレッジ1号ソロ
【西】中島1号ソロ・2号2ラン、後藤1号3ラン

県営大宮球場で行われたクライマックスシリーズ第2ステージの初戦。ライオンズは初回、中島のソロホームランで先制、チームを勢いづける。3回にも中島が2打席連続ホームランを放つなど一挙5点。続く4回には4番に入った後藤の3ランホームランなどで4点を奪い、試合を決めた。涌井は初戦の重圧の中、粘り強い投球で6回1失点。投打がかみ合い、大事な初戦を制した。

ダルビッシュの前に打線が沈黙し完封負け

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 1 4 0 0 0 0 0 5
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

2008年10月18日 クライマックスシリーズ第2ステージ第2戦
(西武ドーム)

投手

【日】○ダルビッシュ
【西】●岸-三井-岩崎-大沼-小野寺

本塁打

【日】金子誠1号2ラン

ライオンズの先発は、チーム最多勝の岸。一方、ファイターズはエース・ダルビッシュ。試合が動いたのは3回、森本にタイムリーヒットを打たれ、先制を許す。4回にも金子誠に2ランホームランを浴びるなど、岸は4回5失点で降板。打線もダルビッシュの内角攻めの前にチャンスを作れず、わずか3安打の完封負けを喫した。

まさかの連敗でアドバンテージ消滅

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 1 4 0 0 0 0 1 1 7
  埼玉西武
ライオンズ
0 0 0 0 2 1 0 0 1 4

2008年10月19日 クライマックスシリーズ第2ステージ第3戦
(西武ドーム)

投手

【日】○武田勝-多田野-武田久-建山-MICHEAL
【西】●帆足-大沼-三井-岡本真-星野-グラマン

本塁打

【日】スレッジ2号3ラン

ライオンズは2回、エラーで先制点を与えてしまう。3回にも4点を奪われ、前日に続き序盤でリードされる苦しい展開。5回に2点を返し、武田勝をマウンドから降ろすが、ファイターズの継投策の前に最後まで追いつくことはできず、連敗。リーグ優勝チームに与えられた1勝のアドバンテージも消滅した。

石井一快投!先発全員安打で日本シリーズに王手

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 0 0 0 0 3 0 1 4
  埼玉西武
ライオンズ
4 1 2 0 0 0 1 1 X 9

2008年10月21日 クライマックスシリーズ第2ステージ第4戦
(西武ドーム)

投手

【日】●スウィーニー-坂元-多田野-宮西
【西】○石井一-岡本真-グラマン

本塁打

【日】ボッツ1号ソロ
【西】細川1号2ラン、赤田1号ソロ

2勝2敗のタイで迎えた第4戦。初回に中島、石井義、大島のタイムリーで一挙4点、第2戦・第3戦の沈黙が嘘のように打線が息を吹き返す。その後も細川のツーランホームランや赤田がソロホームランを放つなど、16安打9得点、先発全員安打の快勝。投げても、石井一が7回を13奪三振3失点の快投で、日本シリーズ進出に王手をかけた。

投打に圧倒!4年ぶりの日本シリーズ進出!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  埼玉西武
ライオンズ
0 1 4 0 0 0 1 3 X 9

2008年10月22日 クライマックスシリーズ第2ステージ第5戦
(西武ドーム)

投手

【日】●グリン-藤井-武田久-建山
【西】○涌井

本塁打

【西】後藤2号ソロ

圧巻のピッチングだった。涌井は7回途中まで完全試合ペースと好投、最終的にはファイターズ打線を散発の3安打に抑え、完封。クライマックスシリーズで2勝をあげ、MVPにも輝いた。打線も、2回に後藤のソロホームラン、続く3回には2死ランナーなしから打線がつながり、グリンをノックアウト。終盤にもダメ押し点をあげて、ファイターズの勝気をなくした。ライオンズは4年ぶり21回目の日本シリーズ出場。