埼玉西武ライオンズは2019シーズンにスタートした、チームのシンボルである“ライオン”を絶滅の危機(※1)から救う保全活動であるSAVE LIONS プロジェクトを今シーズンも継続して実施しております。 活動3年目である今年も、9月23日(木・祝)楽天戦におきまして、『SAVE LIONS DAY』を開催いたします。
(※1)オックスフォード大学の調査によると、世界の野生ライオンの生息数は、直近20年で約半分にまで減少しており、100年前と比較すると約2割まで激減しているとされています。
なお、『SAVE LIONS DAY』当日は、選手たちが「ライオンズ70周年ユニフォーム」および本プロジェクトのロゴ入り「オリジナルキャップ」を着用して試合を行います。
埼玉西武ライオンズは「環境支援」活動に積極的に取り組んでまいります。
2021シーズン中のホームゲームにおける当球団のホームラン1本につき“WildCRU”へ1万円を球団から寄付します。(昨年実績49本)
インターネットから手軽に募金活動にご参加いただける『SAVE LIONS ~消えゆく野生のライオンを救うプロジェクト~』キャッシュレス募金を実施します。
IUCNのレッドリストにおいて、絶滅危惧種に指定されているライオン。「持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)」の達成に向けて、埼玉西武ライオンズは、SAVE LIONS プロジェクトを通じて貢献していきます。
「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)に代わる新たな目標として、2015年9月の国連サミットで採択されました。
飢餓、教育、ジェンダー、環境など、合計17の目標で構成されています。
WildCRU(本部所在地:英国、代表:デイビッド マクドナルド)は、オックスフォード大学の動物学部に属する野生動物保全調査ユニット。科学的研究に基づいた野生動物の保全問題研究と、その問題を現実的に解決することをミッションとしている。
1999年から長期間にわたり、ライオンの生態、捕食行動、個体数などを調査。効率的で長期的な視野に立って、ライオンの保全活動を行っている。WildCRUは、ライオンにとっても人間にとっても、幸福につながるような解決方法の探究を目指している。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(絶滅の恐れのある世界の動物リスト)において、絶滅危惧種に指定されているライオン。
英国オックスフォード大学の調査によると、世界の野生のライオンの生息数は、直近の20年で約半分に減っていることが分かりました。さらにさかのぼり100年前と比較すると、その生息数は約2割にまで激減していると考えられています。その結果、現在、アフリカに約2万頭、インドに約400頭のみが生息しているといわれています。
野生のライオンが激減した主な理由としては、人間の土地開拓による生息地の減少や、家畜をめぐるライオンと人間との衝突が挙げられます。アフリカでは、この100年でライオンの生息地が75%も減少しています。ライオンの生息地が人間に浸食され、ライオンが十分に餌を確保できないだけでなく、餌がなくなったライオンが家畜を襲い、その仕返しとしてライオンが命を奪われることも理由として挙げられます。
また、人間の生活エリアに迷い込んだライオンが、車や列車にひかれたり、時には人間の手にかかり、死んでしまうこともあります。