日本のプロ野球人の社会貢献活動優秀者を表彰する「ゴールデンスピリット賞」(主催:報知新聞社、後援:日本野球機構)を、秋山翔吾選手が受賞しました。
2014年の栗山巧選手の受賞に続き、球団生え抜き選手としては2人目の快挙となりました。
秋山翔吾選手は、幼少期に父親が病気で亡くなり、自身がひとり親家庭で育った環境から、「自分と同じような境遇の子どもたち」に対する支援活動を2015年から5年間行ってきました。
普段、なかなか親子で外出することができない『ひとり親家庭のご家族』年間約160名を球場にご招待し、試合前にサインや記念撮影の交流を行なっています。「楽しい思い出を作ってほしい」、「親子水入らずで楽しい時間を過ごしていただきたい」という願いをこめて、支援を続けています。
活動期間の長さ、自身の経験の上に立っているという点、さらには「子育て支援」という今の社会に必要な活動を担っていることも、選考委員から評価を受けての受賞となりました。
「この度はこのような賞を頂けること、大変うれしく思います。
「ひとり親家庭の親子との交流会」は、自分と同じ境遇のひとり親家庭の方々に親子の時間をつくり、その時間を親子で一緒に共有してもらえたらと思ってスタートしました。
この活動に携わってくださった皆さんに感謝をしたいです。」
日本のプロ野球球団に所属する人の中から、積極的に社会貢献活動を続けている人を表彰する。社会貢献活動の表彰は米大リーグの「ロベルト・クレメンテ賞」が有名で、球界での最高の賞として大リーガーの憧れの的になっている。
報知新聞社主催、日本野球機構後援により、今年で第21回目を迎える。