埼玉西武ライオンズが2013年より行っている、ファン・選手・球団が一体となって野球振興のために海外へ野球用具を寄付するプロジェクト「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」を、今年も開催することが決定いたしました!
このプロジェクトではファンの皆さまから現在使用していない野球用具や運動靴を、7月・8月・9月(一部)のライオンズ主催試合が行われる会場で回収し、海外のこどもたちへ野球用具を届けます!
今年の寄付先は、日本人の原田勝美氏がナショナルチームの監督を務め、野球の普及・振興に対する取り組みが活発になっているマレーシアに決定。
マレーシアでは現在約20のクラブが活動し、約700名の競技者が野球に親しんでいます。
また、2004年に国内42番目の公認競技として認定され、競技の普及・振興が支援されています。
ただ、野球の普及・振興に力を入れ始めているマレーシアも、ほかのアジア諸国と同様に野球用具の不足によりこどもたちがプレーできる環境が整っていないという現状です。
また、国内・国外問わず野球用具を手に入れる手段が無い状況にあります。そんな環境を変えるために、原田氏が大学チームの監督も兼任し、学生プレイヤーを小中学生・高校生への指導に従事させていくなど、学校教育の中でも野球を取り入れ、野球競技の普及・発展に力を入れております。
マレーシアのこどもたちが思い切り、好きな野球をプレーできる環境を整え、いつかプロ野球選手が誕生するように、皆さまから現在使用していない思い出の詰まった用具を預かり、現地のこどもたちに届けます。また、今回いただいた用具の一部は昨年まで支援したカンボジアへの継続支援としてカンボジア野球連盟にも届けられ、引き続き野球振興に役立てられます。
本プロジェクトの趣旨に賛同し、野球用具や運動靴を寄付していただいた方には、埼玉西武ライオンズより主催試合の観戦券などをプレゼントさせていただきますので、現在使用していない用具がありましたら、ぜひお持ちよりください!
「現在マレーシアでの野球普及活動は国立大学であるUniversity Putra Malaysiaの学生たちによる、野球教室を中心に行っております。そこにはインターネット等で野球を知って、プレーしたいという子どもたちが集まってきています。ただし、用具は揃っておらず、交代で使っている状況で、十分なプレー環境がないという現状です。
今回埼玉西武ライオンズならびにファン、選手の方から用具を寄付していただける事になり、とても嬉しく思っています。今から用具を手にした時のマレーシアの子どもたちがどんなに喜ぶか想像もつかない位です。野球選手になりたい夢だけで集まってくる子どもたちの夢を叶えるため、皆さまぜひご協力をよろしくお願いいたします。」
「ファン、チーム、球団が取り組んでいる海外への野球用具寄付プロジェクトの主旨に賛同し、少しでも多くの用具を寄付出来るように僕たち選手も協力していきます。
寄付するものは現在使っていないもの中心になりますが、海外では野球用具が手に入りにくいと聞いていいるので、子どもたちに長く使ってもらえると嬉しいです。ファンの皆さんも現在使用していない用具があれば是非球場に持ってきて下さい!よろしくお願いします。」
過去4回の実施では、ミクロネシア連邦、フィリピン共和国、カンボジア王国、親善試合に参加したインド、ベトナム、マレーシアへ寄付し合計、約20,000点が寄付され、それぞれの国での野球振興に役立てられています。
2013年 | ミクロネシア | 約3,500点 |
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2014年 | フィリピン | 約5,700点 |
2015年 | カンボジア | 約6,400点 |
2016年 | カンボジア、マレーシア、ベトナム | 約4,500点 |
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