2018年
クライマックスシリーズ
2018年ファイナルステージ
山川、栗山の本塁打が飛び出すも初戦を白星で飾れず
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |||||||
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福岡ソフトバンクホークス | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 10 | ||||||
埼玉西武ライオンズ | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | ||||||
2018年10月17日 クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦(メットライフドーム) |

レギュラーシーズン2位から、ファイナルステージに勝ち上がってきたホークスを本拠地に迎えての第1戦。先発のエース・菊池が初回に1点を失うも、3回に金子侑がショートへの内野安打で出塁すると、源田、浅村の連続適時打が飛び出して逆転に成功。
しかし4回、菊池が一挙5点を奪われてしまい逆転を許す。その後、栗山、山川のソロ本塁打で反撃し最後まであきらめない態勢を見せたが、投手陣が踏ん張ることが出来ず、悔しい敗戦からのスタートとなった。
打線爆発!栗山が6打点の活躍!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |||||||
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福岡ソフトバンクホークス | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||||||
埼玉西武ライオンズ | 3 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | X | 13 | ||||||
2018年10月18日 クライマックスシリーズファイナルステージ第2戦(メットライフドーム) |

初戦を落とし、なんとしても負けられない第2戦。初回に、前日もソロ本塁打を放っている栗山に3ランが飛び出し幸先よく先制に成功。
しかしすぐに同点に追いつかれてしまう。だが、この日は強力打線が本領を発揮し、2回裏には源田の適時打や浅村の3ランですぐさま突き放すと、3回にも源田が2打席連続の適時打を放った。さらにその後は秋山の適時打や、栗山が6打点目を挙げるなど、計13点を叩き出した。
投げては試合中盤の3イニングスを無失点に抑えた多和田から後を継いだ、7回・増田、8回・マーティンとつなぎ、最後はヒースが抑える無失点リレー。見事に初戦のリベンジに成功した!
外崎が復活の一打を放つも序盤の失点が響く
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |||||||
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福岡ソフトバンクホークス | 0 | 0 | 4 | 3 | 5 | 1 | 0 | 0 | 2 | 15 | ||||||
埼玉西武ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 4 | ||||||
2018年10月19日 クライマックスシリーズファイナルステージ第3戦(メットライフドーム) |

第3戦の先発マウンドは今季11勝をあげた榎田。序盤は走者を許すも、三振や併殺打で無失点に抑える立ち上がりを見せる。しかし3回に捕まり4点を失うと、4回から登板した十亀もさらに3失点。その裏には山川が今シリーズ2本目となるソロ本塁打を放ち反撃を試みるが、5回以降も中継ぎ陣が踏ん張れず。
7回に外崎がケガから復帰後初の本塁打となる2ラン、8回には栗山が3試合連続打点となる適時打を放つも、大敗を喫した。この敗戦により、対戦成績はリーグ優勝で得たアドバンテージの1勝を含め、2勝2敗のタイとなった。
スタメン起用の木村が追い上げの一発を放つも中継ぎ陣が踏ん張れず
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |||||||
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福岡ソフトバンクホークス | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 8 | ||||||
埼玉西武ライオンズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||||
2018年10月20日 クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦(メットライフドーム) |

日本シリーズへ王手をかけたい第4戦。しかし、先発の今井が初回から2ランを浴びると、先発マスクの森にバットが当たり負傷交代するアクシデントも。続く2回にも再び2ランを打たれ、序盤から4点のビハインド。
しかし打線は3回、先頭の外崎が二塁打を放つと、この日スタメンに起用された木村が期待に応える2ランを放ち2点を返す。投手陣も今井の後を継いだ小川、平井と無失点で繋ぎ、反撃の機会をうかがう。しかし、7回に4番手の増田と5番手のマーティンが踏ん張れずに4点を追加されると、打線も4回以降得点を奪うことができず、逆王手をかけられた。
王者の意地を見せるも惜敗…日本一の夢は来年に
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |||||||
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福岡ソフトバンクホークス | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 6 | ||||||
埼玉西武ライオンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | ||||||
2018年10月21日 クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦(メットライフドーム) |

逆王手をかけられ、いよいよ後がなくなった第5戦。最終戦まで望みをつなぐべく先発マウンドに上がったウルフだったが、この日も初回に3点を失う苦しいスタートに。
その後は調子を取り戻し、ウルフらしい投球術で相手打線を抑えると、5回には前日負傷交代の森の適時打などで2点を返す。
6回にウルフが一発を浴びたものの、その裏に浅村のソロで1点を返し、8回のピンチでは秋山の好守が飛び出すなど、勝利への執念を見せる。
しかしその後に2点を許してしまい、打線も8回に内野ゴロの間に1点、9回は二死から中村のソロで1点差まで迫るも、最後は森が倒れて惜敗。クライマックスシリーズ
ファイナルステージは無念の敗退となった。
試合後、辻監督は「(今シーズンを通して)選手が一回りも、二回りも大きくなったことを、私は誇りに思います。昨年のCS)敗戦、今年の成長、そして今回の敗戦が、選手達にとって大きなパワーとなって、また来シーズンに向かっていきたいと思います。」と悔しい敗戦の中で、それでも指揮官は前を向いた。