昨晩から降った雨もアーリーワーク前には止み、グラウンドコンディション良好で始まった第2クール初日。
キャッチボールが始まる頃には日が差し始め、気温14度と時折吹く風が心地よく感じる中、初めての土曜日ということもあり982名のファンが練習見学に訪れました。
今日の全体練習は第1クール同様、投内連係後にバントシフト・牽制のサインプレーの確認をし、午後から投手はピッチング、野手はバッティング練習を行っています。
ブルペンでは変化球を織り交ぜてピッチングをする投手が増える中、今日から野手が、目を慣らすために打席に立ってタイミングをとる姿が見受けられました。
また今キャンプ初めて、今年から12球団統一となる試合球を使ってのバッティング練習が実施されています。
この統一球は「ゴム・ウール材・牛皮・縫い目の幅に高さ」と、ボール中心部のコルク芯以外のほとんどを国際基準に近づけた“飛ばないボール”と言われている統一球。実際に打った選手たちに感想を聞いてみましたが、「打感が少し重いけれど、慣れてしまえば問題ない」とのこと。頼もしい返事に一安心です。
投手・野手ともに、この新統一球に一日も早く慣れ、逆にボールの特性を活かしたピッチングやバッティングを習得し、スムーズにシーズンへ突入して欲しいです。
「一年通して一軍定着というのを心の中で思っていますが、個人的には走塁でアピールしていきたいので、まずは二桁を目標に盗塁をできたらいいなと思います。
今年は走攻守と自分の持っているプレーを思いっきり見せたいと思いますので、球場に足を運んでください!」
「この一年はとにかく、身体作りではなくて少しでも一軍の試合に出場することを目標にやっているので、そういうモチベーションを切らさずにやれています。
多くの先輩たちの技術であったり、姿勢であったりというのを学ばせてもらうのに素晴らしい環境だと思っています。ただ、その先輩たちにも勝たなければ試合に出られないので、球場では誰よりも走って存在感を出してやっていきたいと思いますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。」
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