南郷キャンプ11日目。
第3クール初日の今日は、気温20度と暖かかったものの、昨日から降り続く雨の影響でジメジメとした一日となりました。 全体練習開始時には止んでいた雨も、ウォーミングアップ終了時からまたポツポツと降り出し、全てのメニューがくろしおドームでの練習に変更となりました。
投内連携の後、外野手がランナーとなり、サインプレーの確認が行われました。守備側はピンチを凌ぐために、攻撃側は1点でも多く取るために行うこの練習は、派手さはないものの勝敗を左右するプレーのため、渡辺監督も真剣な表情で選手の動きを見ていました。午後からは、野手はバッティング、投手はランニングを中心に練習を行いました。
今日は、2年連続で規定投球回数を超え、名実共に左腕エースとなった帆足投手と、その帆足投手が尊敬して止まない工藤投手に注目しました。
キャッチボールから一球一球フォームチェックをしながら投球する帆足投手。
ブルペンでは、審判を立たせ、変化球を織り交ぜながら86球を投げ込むなど、仕上がりは順調な様子でした。
一方、今年47歳になる工藤投手はマイペース調整。ブルペンには入らず、ランニング中心のメニューをこなしました。
率先して走るその姿からは、今年にかける意気込みが感じられ、他の投手への良い刺激になっているようでした。
また練習後には、来場された2,200人のファンの皆さまへ、即席サイン会を実施するなど、全ての面において、キャンプの過し方をライオンズ戦士に伝えているように映りました。
さらに、今日は、卒業試験を終えた雄星投手が17時ごろ再び南郷入り。
なんと、すぐにユニフォームに着替え、くろしおドームで軽くピッチングをするなど精力的に体を動かしました。
新旧の「背番号47」に加え、黄金ルーキーの活躍がいまから楽しみでなりません。
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三本間でのランダウンプレー | 室内でランニングをする投手陣 |
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ウォーミングアップで笑顔を見せる帆足投手 | ランニングメニューをこなす工藤投手 |
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球審を立たせピッチングする帆足投手 | 一人ずつ丁寧にサインをする工藤投手 |