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2021/12/12 (日)
チーム

【新入団選手のスカウトに聞いた!第2弾】羽田慎之介投手・滝澤夏央選手

先日新入団会見を終えた若き選手たち。来季からライオンズの一員になる彼らのことをファンの皆さまにより知っていただくために、担当スカウトの方々にインタビューを実施しました! 今回は第二回!どちらもまだ高校生!未来が楽しみな2選手のスカウトにインタビューを行いました。

羽田慎之介投手 (担当スカウト:竹下潤スカウト)
滝澤夏央選手 (担当スカウト:鈴木敬洋スカウト)

ライオンズジュニアから初めての夢の舞台に!羽田慎之介投手

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ドラフト4位で指名された羽田慎之介投手。
ライオンズジュニアで18番を背負った彼の魅力を竹下スカウトが語る!

「天井知らず、どこまで伸びていくのか想像がつかない」

「最初に存在を知ったのはライオンズジュニアのとき。やっぱり地元出身はスカウトも注目してしまうよね。ライオンズジュニアからはまだ入団したこともないし。」と竹下スカウトが語るように、羽田投手は所沢市出身。そして小学生のころ、ライオンズジュニアでは2015年度メンバーとして活躍した経歴を持つ。
ライオンズジュニア出身者としては初めてのプロ野球選手となり、しかもライオンズに入団するということで、ライオンズファン注目必至の投手だ。

羽田投手は191cmの長身で力のある直球を投げ込む投球スタイルの持ち主だが、その魅力について竹下スカウトは「天井がわからないような左ピッチャー。伸びしろがわからない。どこまでいっちゃうんだろう、と思うほど」と高く評する。

竹下スカウト自身、コロナ禍での視察や羽田投手自身の故障なども重なり、投球している様子を何度も見られたわけでもない。だが、「試合は見ることができなかったけど、素材的な部分では大化けするんじゃないかな、と首脳陣などと話した」そう。

そんな羽田投手の性格について聞くと、「左って感じ、僕も左(ピッチャー)だから不思議と分かり合えるところがある。それでいうと(同じく左腕で竹下スカウト担当の)佐藤隼輔もそんな感じ(笑)」と竹下スカウトも左腕だからこその回答が。そして「頭脳派で繊細。指先も感覚も繊細でいいピッチングをする」とも教えてくれた。

「ライオンズに入るべくして入った」選手

竹下スカウトは羽田選手の入団に関して「入るべくして入った選手だと思う」と話す。
「ドラフトで獲得できたときは、本当に縁があったなあと思った。この前の夏、彼の故障がなかったら大活躍して、うちに来る前にほかに取られてただろうし。だからうちに来るべくしてきたのかもなあと思った。ライオンズジュニア出身のこともあるしね」という。

縁もあり、所沢市、そしてライオンズジュニア出身の羽田投手が来季からライオンズの一員となる。
ライオンズジュニアではプロ野球ではエースナンバーである「18」を背負っていた羽田投手。「ライオンズでも同じ番号を背負うエースを目指してほしい」、と竹下スカウト。そのために、「まずは体をしっかり作って、焦らずやってほしい」と話した。

ライオンズに深い縁がある191cmの若き左腕が未来のエースになるまで目が離せない!

竹下スカウトから羽田投手へ

ライオンズでじっくり体を鍛えて、将来のエース目指して頑張ってください!

羽田投手担当スカウト:竹下潤スカウト

静岡県出身。2008年からライオンズのスカウトを務める。
スカウトの仕事は「自分が選手・サラリーマンと経験したからこそ、野球で飯食えるのはすごいこと。」

何度も何度も足を運んで確認した令和の牛若丸!滝澤夏央選手

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育成ドラフト2位で指名された滝澤夏央選手。
164cmと小柄な体系でプロに挑む滝澤選手について鈴木スカウトが語った。

何度も足を運びハードルをクリアした小兵の魅力

鈴木スカウトが滝澤選手のことを知ったのは昨年の秋の北信越大会後だった。「雪の中で練習を見に行ったのが始まりです」とその出会いを鈴木スカウトは話してくれた。あまり小柄な選手は多くはいないプロ野球。164cmと小柄な身長でプレーする滝澤選手を見に何度も足を運んだ。「(関根学園のある)上越妙高駅に『俺何回行くんだ?』ってぐらい見に行きました。小柄な選手なので本当に大丈夫か?というところと、「見たい!」という純粋な気持ちでほかの選手よりも多く行きましたね」と振り返ってくれた。

滝澤選手のリストアップも通常とは異なった。「普段は、(視察に)1回見に行って、インパクトを受ける選手がいたら、僕の場合は(指名選手の候補として)あげます。ただ、彼の場合は、身体が小さい。プロで身体が小さい選手は少ないことから「本当にプロでできるのか?」毎回、見に行くたびに自分の目を疑いながら、前回見たときよりもハードルをあげて見に行きました」と指名までの経緯を話してくれた。

何度も視察を行ったうえでのポイントも聞いた。「(例えば)身体能力はどうか?、次に、気持ちの面ではどうか?大きい選手に負けないという気持ちを持っているか?将来的に一軍で守備のスペシャリストになれるか?(彼を見て)僕はなれると思いました」

身体能力を生かし守備へのスペシャリストへ

「守備は相当うまい選手。今まで見てきた中でもすごい選手」と鈴木スカウトが話した滝澤選手。鈴木スカウトも関根学園の総監督に「滝澤くんは元からこういう動きができるのか?」と質問をしたそう。「1回も教えたことはない」と返答があったという。鈴木スカウトの目から見ても滝澤選手は「(守備のセンスは)元から持っているもの。また、動画を見て、自分で研究をしている。だから”令和の牛若丸”と表現しました」。今はライオンズの不動の遊撃手の源田壮亮選手の動きを動画で研究している滝澤選手だが、鈴木スカウトの目から見ると菊池選手(広島)に動きは似ているそう。「身体能力が高いのは松井稼頭央さんに似ていますが、全然落ちます(笑)。目指してほしい選手ですね」と話してくれた。

鈴木スカウトから滝澤選手へ

身体はまだできていないので焦ることなく、まずは支配下を目指してがんばってもらいたい。

滝澤選手担当スカウト:鈴木敬洋

福岡県出身。獲得した選手がしっかり活躍するのかなどといった、自分の目との答え合わせはスカウトとしてのやりがいのひとつ。

滝澤夏央選手 ・選手名鑑 スカウトインタビューまとめページはこちら! 第1回インタビュー(隅田投手・古市選手)はこちら!

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