2002年
日本シリーズ

2002年 ライオンズ(0勝) - ジャイアンツ(4勝)

ライオンズ表彰選手

敢闘賞
A・カブレラ

上原の前に打線が沈黙、黒星スタート

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
  読売ジャイアンツ 0 0 4 0 0 0 0 0 X 4

2002年10月26日 第1戦(東京ドーム)

投手

【西】●松坂-三井-後藤-土肥
【巨】○上原

本塁打

【西】カブレラ1号ソロ
【巨】清水1号2ラン、清原1号2ラン

松坂・上原の先発のエース対決でシリーズ開幕。しかし松坂は右ヒジ痛、右足内転筋痛で長期離脱、シリーズ直前に復帰した松坂は3回に捕まり先制される。さらに、2死2塁となって迎えた清原に直球をレフト看板直撃となる特大2ランホームランを浴び、松坂は三井にマウンドを引き渡す。

ライオンズは上原の前にカブレラのホームランの1得点しかできなかった。

序盤の失点が響き、連敗

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 0 0 0 0 0 1 0 2 1 4
  読売ジャイアンツ 1 0 6 0 0 0 2 0 X 9

2002年10月27日 第2戦(東京ドーム)

投手

【西】●石井貴-許-三井-森
【巨】○桑田-岡島-前田

本塁打

【西】カブレラ2号2ラン

伊原監督は第1戦完敗の流れを断ち切る役目をベテランの石井貴に託した。しかし1回に、ジャイアンツ松井秀のツーベースで先制される。3回には、先頭の桑田にセンター前から、5連打を浴び石井貴はマウンドを下りる。

替わった許も勢いを止められず、6点を奪われ早々と試合を決められてしまった。

まさかの3被弾、地元で流れを変えられず

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  読売ジャイアンツ 0 1 2 4 0 0 1 2 0 10
  西武ライオンズ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2

2002年10月29日 第3戦(西武ドーム)

投手

【巨】○工藤-條辺
【西】●張-三井-許-土肥-潮崎

本塁打

【巨】清原2号ソロ、二岡1号満塁、高橋由1号2ラン
【西】松井稼1号ソロ

舞台を西武ドームに移しての第3戦。ライオンズは二桁勝利の張、ジャイアンツはFAで移籍した工藤で始まった。初回、好調のカブレラがツーベースを放ち、このシリーズ初めてライオンズが先制した。

しかし直後の2回清原にレフトスタンドへ叩き込こまれ同点。3回には2点、さらに4回、代わった三井が二岡にグランドスラムを浴びるなど、投手陣が崩れ3連敗となってしまった。

パ・リーグ覇者の力を見せられないまま、屈辱の4連敗

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  読売ジャイアンツ 0 2 0 0 0 3 1 0 0 6
  西武ライオンズ 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2

2002年10月30日 第4戦(西武ドーム)

投手

【巨】○高橋尚-河原
【西】西口-●松坂-森-豊田

本塁打

【巨】斉藤1号2ラン
【西】エバンス1号2ラン

後がないライオンズは、チーム最多勝の西口に全てを賭ける。2回、斉藤に2ランホームランを許すも、その後は5回まで得点を許さず。5回、高橋尚から反撃となるエバンスの2ランで同点とする。このシリーズ初めてライオンズが流れを引き戻したかに見えた。

しかし、ここまで2安打に抑えていた西口に代えて6回から松坂を投入するも3点を献上。7回にも清原にタイムリーを打たれ計4失点、マウンドを下りた。

ライオンズはなす術もなく日本シリーズを終えた。