3試合の中止を挟み、5日ぶりの試合に臨むライオンズ。カープとの対戦で、先制攻撃を展開します。3回表に相手のミスで出塁した9番・水口が盗塁を決めて好機を広げると、2番・金子侑が相手先発・今村からセンターへの適時打を放ち1点を先制。その金子侑も盗塁した後、3番・斉藤のライトへの適時打で生還しこの回2点を奪います。

その裏に先発・誠が連打を浴びるなどし4失点で逆転されますが、続く4回表にすかさず反撃に打って出ます。四球で出塁した8番・田代が盗塁を決め、ここも足でチャンスを形成。すると、水口がライトへの適時二塁打を打ち3対4と1点差に迫ります。

味方打線の反撃を投球に生かしたい誠でしたが、6回裏に2点を追加され、この回を投げ終えて降板。6イニングを97球、被安打9、奪三振2、与四死球3、失点6、自責点2という内容でした。

一方の打線は5回以降も足技でチャンスをつくるものの、得点を奪えず。救援陣では2番手・岩尾が7回を3者凡退に抑えましたが、続く8回は3番手・平野が4失点。結局3対10で敗れました。

打線が6安打に終わったものの、金子侑、田代、水口がそれぞれ2盗塁ずつを記録。その中でも金子侑と水口はそれぞれ1打点ずつと、バットでも魅せました。俊足の選手たちが得点に絡む活躍を見せ、その技に磨きをかけています。

金子侑選手・選手名鑑

水口選手・選手名鑑