2012年6月10日で西鉄ライオンズOBである稲尾和久氏が生誕75周年を迎える節目の年に、稲尾和久氏の背番号「24」を、埼玉西武ライオンズ初の“永久欠番”とすることを決定しました。
それに伴い、7月1日(日) 対北海道日本ハムファイターズ戦(西武ドーム)にて、ライオンズ・クラシック 2012『稲尾和久 生誕75周年 永久欠番メモリアルゲーム ~背番号「24」の記憶~』を開催します。
この試合では、稲尾和久氏の功績を振り返るセレモニーを行い、日本プロ野球史上初の試みとして、この偉大な先人の背番号「24」を、ライオンズの監督・コーチ・選手全員が着用し、この試合に臨みます。
また西鉄ライオンズの本拠地である福岡で行われる、7月4日(水)対福岡ソフトバンクホークス戦(ヤフードーム)でもセレモニーやライオンズの監督・コーチ・選手全員による、背番号「24」の復刻版ユニフォームの着用して戦います。
西日本鉄道(株)所蔵
埼玉西武ライオンズの前身である西鉄ライオンズにおいて、「鉄腕」「神様、仏様、稲尾様」などと称され、数々の栄誉に輝いたその偉業は、現在も色褪せることはありません。
本年、その稲尾和久氏生誕75周年という節目の年に、埼玉西武ライオンズは、背番号「24」を正式に、球団初の“永久欠番”とし、稲尾和久氏の功績を称えるとともに、偉大な先人の活躍を後世に残していきます。
なお、西鉄時代から続くライオンズの歴史において、現在、永久欠番は存在しておりません。
ライオンズ・クラシック 2012では、現在も破られていないプロ野球年間最多勝記録「42勝」を稲尾和久氏が樹立するなど、歴史に名を刻む活躍をされた頃に使用していたユニフォームをモチーフにした、西鉄ライオンズ復刻版ユニフォームを着用します。
そして球団初の“永久欠番”となることを称え、ライオンズの監督・コーチ・選手全員が背番号「24」のユニフォームを着用し試合に臨みます。これは、日本プロ野球史上初の試みとなります。
「2008年のライオンズ・クラシックで再び西鉄ライオンズのユニフォームに袖を通した時、我々の野球人としての『ふるさと』西鉄ライオンズが戻って来た感激とともに『このユニフォームを稲尾にも着せてあげたかった』と熱いものがこみ上げてきたのを思い出す。
あんなにすごいピッチャーはもう出てこないし、一緒に野球をやれたことが幸せだ。そして今回は我らのエース『鉄腕・稲尾和久』が帰って来るんだ。生きていれば細い目をますます細めて喜んだだろうなあ。」
ライオンズ・クラシック 2012 実施概要
日程 | 2012年7月1日(日) 対北海道日本ハムファイターズ(西武ドーム) |
実施内容 |
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