ライオンズオフィシャルサイトでは、「2011-12 Australian Baseball League」に参加している菊池投手、木村投手の様子を、ライオンズOB・潮崎編成担当と吉見チームスタッフが、2投手の登板内容を中心に、プロ目線でのレポートでお届けしていきます。
木村投手登板内容(中継ぎ)
11月27日 対CANBERRA CAVALRY戦
投球回数:2回、球数:61、被安打:4、奪三振:2、与四死球:2、失点:5、自責点:4
潮崎編成's EYE
木村炎上!
ここまで順調に結果を出してきた木村に試練が訪れました。
11月25日(金)の試合が雨天中止となった影響で今日はダブルヘッダーが行われました。
朝10時からの第1試合は7イニング制。
序盤から打線好調のACESがリードする形で試合が進み、木村に声がかかったのは6回からだった。
最後2イニングを抑えるクローザーの仕事です。
5対3の展開に鼻息の荒かった木村だが、6回表のACES打線が7点を奪う猛攻をみせ、試合を決定付けてしまいました。
12対3となった展開に気持ちも緩んだのか、この日は精彩を欠く内容になってしまいました。
四球が絡んで失点する悪いパターン。
守りに足を引っ張られた感はあるが、それを差し引いても今日の木村は悪かった。
チームは14対8で勝利を収めたものの、木村は2回で61球を要し5失点の内容。
最後まで木村本来の姿に戻ることはありませんでした。
調子が悪い時にどれだけ最少失点で抑えられるかが、一流投手と二流投手の境界線になると思います。
これから木村が一軍で一年間活躍するためにはこの辺りも課題になるでしょう。
まだまだ挽回するチャンスは残っています。
今後、木村がどれだけ変われるか、これも楽しみに見守りたいと思います。
木村投手・選手名鑑
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