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2022/12/19 (月)
チーム

【新入団選手スカウトに聞く!第1回②】日隈モンテル選手!

12月6日に会見を終えた新入団選手たち。来季からライオンズの一員になる彼らのことをファンの皆さまにより知っていただくために、今年も昨年に引き続き担当スカウトインタビューを実施!
今回は日隈モンテル選手について!気になる入団テストのこともお伺いしました!

日隈モンテル選手(入団テスト合格者)

球団初の入団テストからドラフト指名へ!支配下に向けて駆けあがれ!日隈モンテル選手

画像

ライオンズ初の試みである入団テスト。その“第1期生”ともいえる合格者が、育成ドラフト2位で入団した日隈モンテル選手だ。
入団テストも見届けた鈴木スカウトが「未完だがその身体能力は未知数」と語る日隈選手の魅力を、入団テストの経緯とともにご紹介したい。

並々ならぬ野球選手への夢

今回ライオンズとしても挑戦的な試みとなった入団テストが開催されたのは、『いまはまだ技術は足りないかもしれないが、その中でも光り輝く、プロの世界でも戦っていける特出した”何か”を持つ選手を発掘したい』という想いからだ。成功するかしないかはやってみないとわからない。球団にとっても、本当に挑戦だった。
目に見えない部分を見るため、ただプレーしてもらうのではなく反応速度や筋肉の数値など普通は測らないような数値まで徹底的に測り、応募に必要な自己PR動画は「プレー以外の内容」でも良いとした。
そして、その初めての挑戦の中で日隈選手が選ばれた理由は、日隈選手の持つ潜在能力と人間性だ。
日隈選手について、「ガッツのある選手」とは鈴木スカウトの談。応募の際の『自己PR動画』からもそれがひしひしと伝わるほどに、とにかくどんな形でもプロ野球選手になりたい!という強い意思が日隈選手にはあったという。

これからに期待大の、光る素質

球団初の入団テスト。その結果、満場一致に近しい評価を得て合格した日隈選手。今回のドラフトでも、伸びしろある外野手としての指名だった。しかし驚くことに、日隈選手は入団テストが行われる数か月前までは野手としてではなく投手として試合に出場していた。当時は徳島インディゴソックスの練習生。投手として励んでいた日隈選手だが、伸び悩んでいたある日、投手よりも野手に適正があると見出された。
日隈選手は兄も投手だったこともあり、投手に並々ならぬこだわりもあったという。しかし、それをおいてなお、プロになれる可能性が高くなるのならと転向を選んだ。それが2022年6月ごろだったという。

外野手として試合に出るようになった日隈選手は、その数か月後には投手ではなく野手として入団ドラフトに応募してきた。もちろん、数か月の野手経験ではまだまだ足りないものだらけだったが、まさに入団テストでライオンズが見つけたかった“何か”を持っていた。 「スプリント能力、反応速度がずば抜けて早く、ダイナミック」「まだ未知数だが、それを凌駕して光るものがある」──。鈴木スカウトだけでなく、入団テストで日隈選手を見ている潮崎編成ディレクターや秋元ファーム・育成ディレクターもその潜在能力の高さには太鼓判を押す。
身体能力だけであれば、日隈選手よりも上の選手はいた。今でこそ本人も足の速さに自信があるという日隈選手だが、高校のときは足も遅かったと言う。それでもなお“ライオンズ初の入団テスト第1期生”となったのは、どこまで伸びるかわからない可能性の高さと、明るく前向きで、貪欲で、応援したくなる人間性ゆえだ。

支配下を勝ち取るには、課題点は多い。本来の自分の力を出し切れていないところもある。しかし、それがプロに入ってどう変わるかは誰にもわからない。これからもその高い可能性を応援していきたい。

編成・育成担当者の日隈選手への想い

「明るくて前向きな人間性も魅力がある。野手としては本当に未知数ですが、楽しみな選手だと思います」(潮崎編成ディレクター)
「野球選手としての動きはまだまだかもしれないですが、やはり動きを見ていてもバネがすごい。フィジカルのセンスも高いのでこれから楽しみです」(秋元ファーム・育成ディレクター)

同時公開!蛭間拓哉選手スカウトインタビューはこちら! 23日まで毎日公開!2022年ドラフトスカウトインタビュー一覧はこちら!

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