2021シーズンからは、高橋光成投手が新たに災害現場で活躍をする救助犬に対しての支援を、また外崎修汰選手もすでに実施していた活動に加え、自身の出身地でもある青森県弘前市での野球振興活動をスタートしました。また、一般社団法人日本プロ野球選手会協力のもと、佐野泰雄投手と平良海馬投手がそれぞれこどもに向けた支援を開始しました。
第一線で活躍する選手たちが、自身の社会に与える影響力の大きさを理解し、熱い想いを胸に野球を取り組んだ2021シーズンの社会貢献活動実績は以下のとおりです。
2021シーズン公式戦において登板した27試合×2万円を積み立て、地震や豪雨災害などの現場で行方不明者の捜索を行う「NPO法人日本捜索救助犬協会」へ54万円を寄附しました。
去年の7月に熱海市で起こった土砂災害時に災害救助犬が出動したと聞き、協会に現地の過酷さや状況を伺い、救助犬が行方不明者の捜索をした様子なども話していただきました。新型コロナウイルスが落ち着いたら、実際の訓練の様子を見学したり、災害救助犬と触れ合って直接応援したいと思っています。また2022シーズンも昨シーズン以上の成績を残し、一人でも多くの方に災害救助犬の存在を知ってもらい、防災へ意識の向上や支援の輪が広がっていくことを願っています。
2021シーズン公式戦において登板した33試合×2万円を積み立て、半分の33万円分の物品(※)をライオンズが本拠地を置く埼玉県の新生児医療を支える「埼玉県立小児医療センター」へ寄贈、残りの半分の33万円を増田投手のお子さんがお世話になった「大阪母子医療センター」に寄付しました。
2021シーズン公式戦において登板した33試合×1万円を積み立て、お家から遠く離れた病院に入院しているお子さまの治療に付き添うご家族のための滞在施設である「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま(以下さいたまハウス)」へ、一般社団法人日本プロ野球選手会協力のもと33万円を寄附しました。
家庭環境や経済的な問題を抱えるこどもたちへの野球振興活動を行う「一般社団法人日本未来スポーツ振興協会」へ、2021シーズン公式戦での29登板分のグローブ(平井投手オリジナルグローブ袋付き)を寄贈しました。
2021シーズンの公式戦およびファーム(二軍)において投球した67イニング分のランドセルを、埼玉県内外の児童養護施設で生活する新一年生を対象に寄贈します。(3月末までに各施設へお届け予定)
お家から遠く離れた病院に入院しているお子さまの治療に付き添うご家族のための滞在施設である「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま(以下さいたまハウス)」へ、一般社団法人日本プロ野球選手会協力のもと寄附をしました。
2021シーズン公式戦において登板した46試合×1万円と9ホールド×1万円、さらに登板した試合でチームが勝利した10試合×2万円を積み立て、難病のこどもとそのご家族の支援活動を行う「公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」へ75万円を寄附しました。
2021シーズン公式戦において登板した62試合×1万円を積み立て、こどもに放課後の居場所を提供する「子ども第三の居場所」事業を行う日本財団に、一般社団法人日本プロ野球選手会協力のもと62万円を寄附しました。
2021シーズン公式戦において放った41打点×1万円を積み立て、半分の20万5千円をライオンズが本拠地を置く埼玉県の『彩の国みどりの基金』へ、残りの半分の20万5千円を森選手の出身地である大阪府堺市の『堺市はなみどり基金』に寄付し、持続可能な社会実現のための環境支援を行いました。
2021シーズン公式戦において放った66打点×1万円を積み立て、半分の33万円をライオンズが本拠地を置く埼玉県の「彩の国みどりの基金」へ、残りの半分の33万円を山川選手の出身地の「公益社団法人沖縄県緑化推進委員会」に寄付し、持続可能な社会実現のための環境支援を行いました。
2021シーズン公式戦においての9盗塁×2万円の半分を積み立て、競技人口が減っている野球の競技者拡大のため、外崎選手の出身地である青森県弘前市野球協会へ9万円分のTボールセットを寄贈しました。今後、弘前市野球協会より市内の5つの保育施設へお渡しいただきます。
2021シーズン公式戦においての9盗塁×2万円の半分を積み立て、こども食堂をはじめとしたこどもたちの居場所づくり支援活動を行う「所沢市こども未来基金」へ9万円を寄付しました。
2021シーズン公式戦において出場した123試合×1万円を積み立て、お家から遠く離れた病院に入院しているお子さまの治療に付き添うご家族のための滞在施設である「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま(以下さいたまハウス)」へ、一般社団法人日本プロ野球選手会協力のもと123万円を寄附しました。
小児がんのこどもとそのご家族の主催試合へのご招待は、新型コロナウイルス感染症蔓延を受けて2021シーズンは見送らせていただき、代わって全国の4つの小児病棟に必要としている物品(※)を10万円分ずつ寄贈します。(3月末までに各施設へお届け予定)
「所沢市手をつなぐ親の会」へのメットライフドームの年間予約席を寄付する活動については、新型コロナウイルス感染症蔓延を受けて2021シーズンも見送らせていただき、代わって10万円分の物品を寄贈します。(予定)
地震や豪雨災害などがあった時、一分一秒でも早く被災地に駆けつけ、土砂に埋もれた家屋や倒壊した建物の瓦礫の中に要救助者がいないかを優れた嗅覚を使って探し出す災害救助犬。災害現場で一人でも多くの命を救うために、日々犬たちとの訓練を重ねているのが「日本捜索救助犬協会」です。他にも、地域防災訓練や防災イベントへの参加、老人ホーム、震災で避難されてきた方の所への慰問活動も行っています。
病院、研究所、母子保健情報センターの3つの機能を有しており、妊産婦、新生児を対象とする周産期センターとしては36年、小児病院としては26年の実績を持つ、日本有数の「周産期および小児医療の専門施設」です。
ドナルド・マクドナルド・ハウスはお家から遠く離れた病院に入院しているこどもとご家族のための第二のわが家。こどもの治療に付き添うご家族のための滞在施設です。
昨今、深刻化するスポーツ競技人口の減少。そこには、「スポーツがやりたくてもできない。やらせてあげられない。」といった背景があります。
そんな悩みを抱える家庭・こども達に対し、スポーツが出来る環境・サービスを提供する団体です。
全国に20万人以上いる難病を患うこどもとその家族にテーマパークやヘアサロンなどへご案内する“家族全員旅行”の運営や、ご家族との対話、社会との交流・繋がりの場を提供しています。
この活動を通じて、この活動に参加するひとりひとりが“社会との繋がり”を実感し、「夢」を持つことができる社会の実現に取り組んで行くことを目的としています。 病気と闘っているのは、こども本人だけでなく、親や兄弟姉妹も含め、家族全員です。 私たちは“家族”“母心”“生きる”を社会で共に考え、感じあう場を創出します。
こどもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む「子ども第三の居場所」を全国に拡げます。ここをハブとして、行政、NPO、市民、企業、研究者の方々と協力し、誰一人取り残されない地域子育てコミュニティをつくることで、「みんなが、みんなのこどもを育てる」社会を目指します。
「彩の国みどりの基金」は、埼玉県の豊かな自然環境を次世代に引き継いでいくことを目的に平成20年4月に創設されました。
自動車税収入の1.5%相当額とともに、県民の方々からの寄附を基金に毎年積み立て、森林の整備・保全や身近な緑の保全・創出、県民運動の展開に対するサポートなどに活用しています。
堺市では市民の方々とともに花と緑のまちを作るため、昭和58年4月に「堺市都市緑化基金」が設立され、まちの緑に関するさまざまな事業をすすめています。
また、環境モデル都市に認定され、堺・クールシティ宣言を行った堺市は、南部丘陵をはじめとする緑の保全のための事業も推進しています。このため、緑地保全に向けた取組、緑地保全運動の盛り上げ、緑地保全を支える人材育成等を図るため、「堺市緑の保全基金」が設置されました。
そして、令和2年10月に「堺市都市緑化基金」と「堺市緑の保全基金」を統合し、「堺市はなみどり基金」を新設しました。
沖縄を緑と花で包み、潤いと安らぎのある生活環境の創出や観光立県にふさわしい景観の形成を図ると共に、地球温暖化防止など国際的な緑化に寄与する公益社団法人です。
高齢の方、障がいのある方、こどもたちなどみんなが住みなれた地域で安心して暮らせる「福祉のまちづくり」を推進する団体です。
1968年10月に小児がんでこどもを亡くした親たちによって、小児がんが治る病気になってほしい、また小児がんのこどもを持つ親を支援しようという趣旨のもとに設立され、こどもの難病である小児がんに関する知識の普及、相談、調査、研究、支援、宿泊施設の運営、そのほかの事業を行い、社会福祉および国民保険の向上に寄与することを目的として活動しています。
小児がんは医学の進歩に伴って「不治の病」から「治る病気」になりつつあります。しかし小児がんの患者とその家族はさまざまな問題を抱えているのが実情です。当会は患児家族が直面している困難・悩みを少しでも軽減すべく、多くの方々の支援のもとに活動をしています。
所沢市に在住する知的障害児や肢体不自由児とそのご家族が集まり、教育・福祉・生活・労働・医療への理解を高めていただく活動を目的としている団体です。
1981シーズンから1983シーズンに在籍していたテリー・ウィットフィールド氏のこどもたちへの試合招待、1990シーズンから2004シーズンに在籍していた潮崎哲也(現編成グループディレクター)の所沢市に在住する知的障害児や肢体不自由児とそのご家族への年間席寄付、2014年には栗山巧選手が長年の社会貢献活動を評価され球団史上初の「ゴールデンスピリット賞」を受賞するなど、球団発足当初から現在まで、プロスポーツ選手として自身ができることを考え、さまざまな社会貢献活動を行ってまいりました。 2021シーズンは、以前より活動を継続して行っている増田達至投手、平井克典投手、内海哲也投手、武隈祥太投手、森友哉選手、山川穂高選手、外崎修汰選手、中村剛也選手、栗山巧選手に加えて、新たに高橋光成投手、佐野泰雄投手、平良海馬投手が活動をスタートし、計12選手が社会貢献活動を行いました。