ライオンズは現在深刻化しているこどもの野球離れを食い止めるため、9月15日(土)に、こどももおとなも野球の楽しさ・魅力に触れられる「エンジョイベースボールデ―」を開催します。
日本の中学生以下の野球競技者人口減少の問題は、プロ野球チーム・選手の活動や学校部活動の問題、地域の指導者不足などの野球を取り巻く話題と共に、少しずつ皆さんの耳に届くようになってきましたが、社会全体から見た認知度はまだまだ低く、少子化の影響などもあり打開される目処は立っていません。
ライオンズではこれまで野球振興としてさまざまな活動を行っており、今シーズンも野球が好きなファンの皆さまと一緒に、こどもたちが野球を楽しめる環境の整備を進めてまいりました。今回の「エンジョイベースボールデ―」では“こどもたちに野球の楽しさを伝えるきっかけを作る”“こどもたちが野球を続けられる情報を提供する”という2つの目標を掲げて、こどもたちと保護者の皆さまを対象としたイベントを実施します。
入場時には、野球に触れる最初の一歩として初めてでも安心して野球遊びができるように当日チケットをお持ちの小学生以下のお子さまには「ロゴ入りカラーボール」を、当日のチケットお持ちのご来場の皆さまに埼玉県内のキャッチボールができる公園をマップにした「埼玉キャッチボール公園マップ」を配布します。プレゼントのボールを持ってキャッチボールに出かけましょう!
試合前には、小学生の投球障害を早期発見し、野球を長く楽しんでもらえるように、「野球を長く!楽しく!肘のメディカルチェック勉強会」を実施します。勉強会では、整形外科医の先生による“ケガ予防に関する講話”と“肘のエコー検診”、理学療法士による“運動指導”をセットで受講していただきます。こどもの野球肘で特に注意しなければならない上腕骨小頭離断性骨軟骨炎は、初期の状態では症状がないため発見が遅れることがあり、気がついた時には進行し、手術が必要となることがあります。本格的なエコー機器を使用した肘の検診では、痛みなどの症状が出る前でも、障害の兆候を診断し、万が一故障が見つかった際には専門医によるアフターフォローも行います。
試合後には、小学生以下のお子さまを対象に「ホームランティーバッティング体験」を実施します。直前まで選手がプレーしていたフィールドで、ライオンズの選手に負けないようなフルスイングを披露していただきます。きれいな放物線のホームランを目指しましょう!アフターザゲームでは、こどもたちを支えるおとなを対象としたトークショーも実施します。「中南米野球はなぜ強いのか」などの著者である中島大輔氏が、「30年後のプロ野球を支える宝たち」をテーマに若年層の野球競技者人口の減少や皆でできる野球人気復活への取り組みを紹介します。
こどもたちへ野球の楽しさを伝えるきっかけを作り、おとなたちに野球をする人を支える知識を増やしてもらえるこの機会にぜひご来場ください。
整形外科医の先生による“ケガ予防に関する講話”と“肘のエコー検診”、理学療法士による“運動指導”を受講していただきます。
各回約50分の事前予約制有料イベントとなります。
ライオンズ野球振興カードの収益を活用して、小さい子でも安心して遊べるロゴ入りカラーボールをご来場の小学生以下のお子さまにプレゼントいたします。
公園で思い切りキャッチボールを楽しんでいただきたいという願いを込めて、埼玉県内のキャッチボールができる公園を記載したオリジナルマップをご来場の皆さまに配布いたします。
小学生以下のお子さまを対象に、試合後のフィールド(ライト周辺)にて、柔らかいボールでホームランを狙うティーバッティング体験を行います。
試合後のフィールド(レフト周辺)にて、どなたでも参加できる中島大輔氏によるトークショーを実施します。現在、日本の野球界が抱える課題と今後取り組むべき課題を語っていただきます。