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2016.07.23 SAT
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vs福岡ソフトバンク 第11回戦

5月5日以来の先発登板となった十亀は、球数がかさみ4回1失点で降板。その後は継投陣が踏ん張ると、終盤7回に中村が同点打、8回には代打・森が勝ち越し打を放ちます。9回にも渡辺直の犠飛で加点し、接戦を制しました。

【5回以降ホークス打線を無安打!継投陣が活躍!】
先発・十亀が粘りを見せるも制球に苦しみ、4回で降板。5回は2番手・小石がマウンドへ上がります。
昨夜の試合でも1回1/3を投げ完璧な内容を見せた小石は、この日も好リリーフ。相手の1番から始まる攻撃に対し、厳しいコースにボールを集めて凡打の山を築きます。

続く6回は、まず内川を内角へのスライダーで泳がせ空振り三振。続く打者を出塁させるも、自らのけん制で1塁走者を誘い出しタッチアウト。2イニングスを投げて無失点と、接戦の中で価値ある好投を演じています。

直後の7回、中村の適時打で1対1の同点に。その裏の守りで、3番手・牧田が登板します。6月12日以来と久しぶりの登板でしたが、この日も早いテンポで投げて持ち味を発揮し、相手の下位打線を3者凡退とします。

牧田は勝ち越しに成功したあとの8回の守りでも続投。走者を出してクリーンアップを迎えますが、途中出場の捕手・炭谷が1塁走者・本多の盗塁を阻止するなどし、ここも無失点に。リードを守って今季7勝目をマークしました。

【代打・森が値千金の決勝打を放つ】
1対1の同点で迎えた8回、安打で出た7番・金子侑が盗塁を決め、1死2塁。代打で登場していた森が一二塁間を破る値千金の勝ち越し打を放ちました。

代打での期待に応え、大仕事を果たした森。5回以降ホークス打線を無安打に抑えた継投陣の粘りに応えました。

明日は野上が地元・福岡のマウンドへ。底力を見せ、自身久しぶりの白星を手にしたいところです!

今日のヒーローは、牧田投手です!

-今シーズン7勝目をあげた牧田投手です。ナイスピッチングでした。

(牧田)ありがとうございます!

-およそ1ヵ月ぶりの登板が緊迫した同点の場面でした。どんな気持ちでマウンドにあがったのでしょうか?

(牧田)ケガで1ヵ月チームに迷惑をかけたので、絶対0(ゼロ)で抑えようと思って、がんばって投げました。

-2回を投げて無失点。この内容を振り返っていかがですか?

(牧田)ん〜、まずまずじゃないですかね。

-あまり納得がいっていない部分もあるのでしょうか?

(牧田)チームがずっと負け越しましたし、自分が離脱してから結構負けていたので、なんとか力になりたいなというか、(勝率を)戻さないとなと思ってがんばっています。

-牧田投手らしい早いテンポでのピッチングが、その後のチームの追加点を呼んだのではないでしょうか?

(牧田)それが自分の持ち味ですし、どんどん抑えて攻撃にリズムを持ってくるというのが自分の役目なので。

-これでこのカード1勝1敗振り出しに戻しました。

(牧田)まだまだだと思いますので、もっとがんばっていきたいと思います。

-改めて、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

(牧田)明日も絶対勝ちます!よろしくお願いします。

ヒーローインタビュー動画

田邊監督コメント

6回まではなかなか打ててなかったが、7回から粘りを見せてくれた試合だった。
牧田はケガ明けのピッチングだったが、彼らしいピッチングをしてくれた。
やはり牧田がいる、いないではチームは全然違うし、あのテンポよい投球リズムが攻撃陣にもいい影響を与えたのかな。
また、今日は先発・十亀、2番手・小石ともによく踏ん張って最少失点に抑えてくれた。

9回のメヒアのバントだが、あれはサインではなく、本人の判断。
「そんなに弱気になる必要はなく、しっかり振ってくれ」とこれから本人に話す。

試合ダイジェスト

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