

vs横浜DeNA 第3回戦
交流戦最後のカードとなるベイスターズ戦。初回先制に成功するも、自身1ヶ月ぶりの勝利を目指す先発・牧田がリードを守れず4回を投げて降板します。その後も追加点を奪われるなどして2対7で敗戦。相手を上回る11安打で作った再三の好機を生かせず、主導権を取り戻すことができませんでした。
試合には敗れたものの、5月末から1番での出場が増えている秋山が、チャンスメーカーにふさわしい活躍を見せています。
1回裏、相手先発・三嶋の高めの直球を振り抜きました。打球は反対方向へ高く上がり、ファンが喜色満面で待ち受ける左翼席へ飛び込む6号ソロ本塁打に。「練習でもレフトへのスタンドインがなく、スタンドインしたのが初めてだったので、びっくりです」と、本人も手応えを強く感じる一撃で先制に成功します。このチームを勢いづける先頭打者弾が、その後4番・浅村の適時二塁打をも呼び込みました。自身初となるシーズン2ケタ本塁打へまた一歩近づいています。
秋山は4回裏にも右安打、6回裏には左方向に安打を放ち、フィールドを広く使った打撃で今季9度目となる猛打賞を記録。今後も得意の固め打ちを見せていきたいところです。
投手では、移籍後初めて西武ドームのマウンドに上がった川崎が、9回表を無失点に抑えました。本拠地のファンへあいさつ代わりの好投を見せています。
明日は交流戦最後のゲーム。日曜日の西武ドームで大声援を受ける選手たちが、勝利で締めるべくベイスターズに立ち向かいます!
渡辺監督コメント
今日の牧田は体がちょっと重そうだったよね。
打線はいつもこの形だから、1回に2点取った後も点が取れていない。淡々と進むというのかな。チャンスは作っているのだけど、なかなか1本が出ないね。
いつもは牧田が援護のない中でも頑張っているから、逆に今日のような牧田の調子が悪いときに打線が援護しなくてはいけない。それがチームだと思う。