2012.04.06 FRI
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vs福岡ソフトバンク 第1回戦

本拠地で迎えたホークスとの今季初戦。2点を先制したライオンズは2対0のまま9回を迎えますが、ここで食い下がる相手の猛攻にあい、まさかの4失点。2対4で悔しい敗戦を喫しました。

リードを守り切れず反省点の残った試合となりましたが、今季初先発となったベテラン・西口の粘投、それに中村の先制打が終盤までチームを優位に立たせる原動力となりました。

今季で18年目を迎える西口は初回から1,2塁に走者を置くも、続く松中、小久保という強力な中軸を打ち取って無失点。2回表は3者凡退に仕留めます。

3回表には1死1,3塁とピンチの場面を迎えますが、西口はここでもベテランらしいマウンドさばきを披露。続く去年の首位打者・内川を2球で仕留めてまず2死。この後1塁走者に盗塁されますが、慌てることなく続く松中を打ち取って無失点。走者を出しながらも粘り、相手に先制を許しません。

その後の西口は切れのある球を投げ込みます。3回まで4安打を許していた西口でしたが、4回以降は相手に思い通りの打撃をさせません。この日の西口は6回を投げて85球、被安打4、奪三振2、与四球1、無失点。息詰まる投手戦でも相手に投げ負けない好投を演じてくれました。

一方の攻撃面で活躍したのは、試合の均衡を破る打撃を見せた4番・中村でした。

6回裏に9番・原の今季初安打と1番・ヘルマンへの死球などで2死2,3塁と先制の好機を作ると、ここで中村が打席へ入ります。ここまで低めに球を集めていた相手先発・攝津に対し、カウント2-1から打たせようとする低めへのシンカーをしっかり引っ張ると、球足の速いゴロが三遊間を抜けていく当たりに。2者が生還し、2対0と先制に成功。中村が4番らしい勝負強さを発揮しました。

また、守備では6回表に中堅手・ヘルマン、7回表に左翼手・栗山が好守で投手を援護。本拠地初勝利をつかむべく、ナインが一体となっていました。勝負には敗れたものの、チームの結束の固さは今後にも生きてきます。

今日の敗戦で気持ちを切らすことなく、切り替えて明日の試合に臨みましょう。

渡辺監督コメント

逃げ切らないといけない展開だったと思うんだけど、前回と同じように、最後のピッチャーがぶちこわしたという感じですね。

こういう救援失敗が2度目になってしまったので、そこらへんは考えていこうかなと思っていますが、基本的にはゴンザレスを使っていこうと思っています。

横から見ているとコースとかは分からないので、何とも言えないですが、打たれだしたらバタバタっといく傾向があるというか。
メンタルの部分と技術の部分とそこらへんは話をしていきたいと思っています。

もうちょっと打線は点を取ってほしいところなんだけど、何とかこういう状況で先に点を取り、粘りながらも先制の2点を奪ったので、逃げ切らないといけないゲームだった。

中島の打席で栗山が走ったのはランエンドヒット。

西口は足がつったみたいな感じ。
投球内容としては西口らしい粘りのある投球をしてくれたと思います。

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