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2010.09.08 WED
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vs 北海道日本ハム 第22回戦

昨夜は、終盤の集中打で4点差を跳ね返し、最後は今季6度目のサヨナラ勝ちを収めたライオンズ。勢いに乗って臨みたい今日の先発マウンドには、復帰後2連勝中の石井一が上がりました。

その石井一は初回を簡単に3人で片付けますが、2回に1死2,3塁とピンチを招きます。ここで中田の犠飛で3塁走者を還されてしまい、0対1と先制を許してしまいます。

すぐさま反撃したい打線は直後の2回裏、1死から5番・中村が5試合連続安打となる左前安打で出塁。続く6番・坂田が外角低めの変化球を逆らわずに逆方向に打ち返し、本人も「びっくりしています」と語った打球は左中間席最前列に飛び込み、8号2点本塁打で2対1と逆転に成功します。

4回に大野の適時打で2対2の同点に追いつかれてしまいますが、再び直後の4回裏、先頭の4番・フェルナンデスが左翼席中段に吸い込まれる滞空時間の長い7号ソロ本塁打を放って3対2。すぐさま勝ち越しに成功します。さらに2死1塁から、8番・原の中前に落ちる安打で1塁走者・坂田が激走。一気に本塁へ生還して1点を追加すると、その後1番・片岡の走者一掃の2点適時三塁打、2番・栗山の適時打と、この回打者一巡の攻撃を見せて計5得点。7対2と完全に主導権を手中に収めます。

一方、石井一は毎回走者を出してしまいますが、粘りの投球で本塁への進入を阻止。6回を90球、被安打6、奪三振2、与四球3、失点2という投球内容で後を中継ぎ陣に託します。
7回から登板した2番手・小野寺が3者凡退に切って取り、役目を果たすと、その裏、3番・中島がダメ押しとなる適時打を中前に放ち、8対2。試合をほぼ決定づけます。

8回は、小谷野に13号ソロ本塁打を打たれ8対3となりますが、3番手・星野、4番・岡本篤と細かい継投策で1点に抑え流れを渡さず、そのまま9回へ。最終回は5番手・グラマンが冷静に3人でファイターズの反撃を退け試合終了。ファイターズに連勝して3カード連続の勝ち越し、さらに72勝57敗1分として今季の年間勝ち越しが決定。先発の石井一も自身3連勝を飾り、9勝目を挙げました。

これ以上ない上昇ムードの中、明日はファイターズに相性の良い平野が先発します。試合後に語った渡辺監督の「明日は当然3連勝を狙っていく」との言葉通り、前回敵地で喫した3連敗の借りを3連勝で返す、見事な快勝を期待しましょう!

今日のヒーローはフェルナンデス選手と坂田選手です!!

今日のヒーロー、フェルナンデスと坂田1
今日のヒーロー、フェルナンデスと坂田2
今日のヒーロー、フェルナンデスと坂田3

-まずは勝ち越しホームランのフェルナンデス選手です。ナイスバッティングでした。

(フェルナンデス)アリガトウゴザイマス。

-ホームランの後、何かお言葉を発してました。テレビ、ラジオなどでご観戦の方は知ってると思いますが、改めてご紹介ください。

(フェルナンデス)「自分がまだ得ていない物を得るには、自分がした事がない事をしなければいけない。」と言いました。

-どういう意味ですか?

(フェルナンデス)自分が次のレベルにステップアップするためには新しいことに挑戦し続けなければいけない。今日の相手投手が外の球を投げ続けていたので、じっと我慢して対応していく。そういうチャレンジをするという意味であの言葉を言いました。

-そういう事ができるということは、今のバッティングの状態は絶好調ということですか?

(フェルナンデス)調子は上向きになっていると思います。これからも毎試合適応していかないといけないので、あと14試合で適応能力の高さを発揮していけるように頑張りたいです。

-優勝争いの中でプレーできることについての気持ちはいかがですか?

(フェルナンデス)優勝争いの中でプレーできることは自分のモチベーションを上げる要因になりますし、優勝は自分が野球をプレーしている理由でもありますので、非常に嬉しいです。

-これからの意気込みを語ってください。

(フェルナンデス)アリガトウ。

-続きまして坂田選手です。ナイスバッティングでした。

(坂田)ありがとうございます。

-あのホームランはレフト方向でしたね?

(坂田)そうですね。打った瞬間は抜けるとは思いましたけど、まさか入るとは思いませんでした。

-糸数投手の球筋というのは頭に入っていましたか?

(坂田)そうですね。狙い通りに打てたので良かったです。

-ご自分でもびっくりされてたということですか?

(坂田)入ると思わなかったので、走っている間も驚いていて、本当にびっくりしました。

-あそこまで飛ばすのは、さすがの怪力ですね。

(坂田)いや、まだまだです。

-その後の得点の場面でのベースランニングでも良く走りました。

(坂田)1塁からだったのでまさか回されるとは思わなかったですけど、全力で走りました。

-坂田選手の活躍もあり、チームは勝利を収めていますけど、こういう優勝争いの中でプレーできる気持ちはいかがですか?

(坂田)凄く良い経験をさせてもらっているので、これからも楽しんでやりたいと思います。

-先週も石井一投手が先発の時にホームランを打ちましたね。

(坂田)あれ以来なので打てて嬉しいです。

-良い援護になったと思います。

(坂田)はい。これからも頑張っていきたいです。

-坂田選手の今後の意気込みをお願いします。

(坂田)残り西武ドームでの試合も少ないので、明日からも毎日応援よろしくお願いします。

渡辺監督コメント

良い形で点を取ってくれて、相手に流れを与えず、序盤にビッグイニングを作れ、一久も最少失点で抑えゲームを作ってくれました。

選手一人ひとりがこれからのゲームが大事だというのは分かっているので、しっかり地に足をつけてゲームが出来ていると思います。

相手ピッチャーのことを考えながらオーダーを組みますが、出た選手がしっかり結果を出してくれているので良い競争が出来ていると思います。

ここのところ序盤に良い形で点が取れるので、今日みたいに粘り強くピッチャーが投げていれば良い試合が出来ると思います。

連勝は出来ましたので、明日は当然3連勝を狙っていきます。

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