

vs千葉ロッテ 第20回戦
昨夜の試合では中盤に大量失点を喫し、連敗は4に。チームの連敗ストップを懸け、先発マウンドには石井一が上がり、マリーンズと相対します。
打線は2回、マリーンズ先発・渡辺俊に対し、6月9日以来の1軍出場となる4番・中村が復帰後初安打を放ち出塁。しかし後続が倒れて得点には至りません。
一方、石井一は初回、2回と出塁こそ許すものの、直球と変化球を織り交ぜた投球で相手打線を翻弄し、無失点に封じます。
しかし3回に1死から西岡に安打を許し、自らの失策も重なり得点圏に走者を置くと、暴投で0対1と先制を許してしまいます。
すぐさま反撃といきたい直後の4回には、先頭の2番・栗山が二塁打を放ち、2死から5番・フェルナンデスが四球を選んで2死1,2塁としますが、後続が封じられて無得点。5回も3者凡退に打ち取られてしまい、ここまでわずか2安打と、渡辺俊の前に抑え込まれてしまいます。
「調子は悪くない。ボールに力もあるし変化球も切れていると思う」という橋本コーチの言葉通り、4回を1失点で切り抜けてきた石井一でしたが、5回、先頭の西岡に安打を許すなどして1死2塁とされ、井口に適時打を運ばれて0対2と追加点を奪われます。
2点を追いかける打線は、6回に3番・中島の安打などで2死1,2塁とするも無得点。7回には1死から代打・星、8番・大島の連打で渡辺俊をマウンドから引きずり降ろします。ここで試合をひっくり返したいところでしたが、2番手・小野に併殺に封じられチャンスを生かせません。
その裏、西岡からの連打などで1死満塁とされますが、代わった長田が金泰均を併殺に打ち取りピンチを脱します。
すると8回、死球と安打で無死1,3塁とし、中島の内野ゴロの間に1点を返して1対2。さらに中村が今日2安打目となる二塁打でチャンスを広げると、フェルナンデスの適時打で2対2。ついに試合を振り出しに戻します。
しかしその裏、3番手・工藤が1死からサブローに今季17号ソロ本塁打を浴びてしまい、2対3と勝ち越しを許してしまいます。
最終回にも1死から大島が安打を放ち、逆転への望みをかけますが、後続が倒れてゲームセット。これで5連敗となってしまいました。
今日の試合を終え、3位・マリーンズまで1ゲーム差という混戦状態となりましたが、まだ首位の座はキープしています。明日の先発マウンドには、前回登板で好投を見せた西口が上がります。今度こそ連敗をしっかりと止め、首位の座を守りたいところです!!
渡辺監督コメント
中村は打つほうに関しては問題ないね。
8回は勝ち越さないといけない場面だった。チャンスは作っているが最後の1本が出ない。
これからはこういうゲームが多くなる。チームとして5点は取るようなゲームをしないとね。
今日はミスがね…あのようなことをしていたらダメだね。
工藤はホームランを打たれたらいけない場面だったけど、カットボールが甘めに入ってしまった。