2004年
プレーオフ

2004年ファーストステージ

粘るファイターズに白星スタート

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
0 0 0 3 0 0 1 3 0 7
  西武ライオンズ 0 0 3 0 0 1 6 0 X 10

2004年10月1日 プレーオフ第1ステージ第1戦(西武ドーム)

投手

【日】●金村-井場-建山-入来
【西】○松坂-星野-S豊田

本塁打

【日】小笠原1号3ラン、セギノール1号ソロ
【西】フェルナンデス1号ソロ・2号満塁、佐藤1号ソロ、細川1号ソロ

3回裏、満塁からカブレラが左中間に走者一掃の2塁打を放ち3点を先制。しかし、ファイターズ小笠原に3ランHRで同点とされる。この日の助っ人外国人の活躍はすばらしく、6回裏にフェルナンデスが勝ち越しソロHRを放つ!

7回表にファイターズセギノールに同点打を浴びるが、7回裏佐藤のHRで勝ち越すと、またもフェルナンデスの満塁HRなどで、6点を奪った。ファイターズは8回表に3点を返すが、豊田が9回を抑え第1戦ライオンズが先取した。

最終回一歩及ばず!敗戦も明日につながる試合

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
1 0 0 0 0 4 0 0 0 5
  西武ライオンズ 0 0 1 0 0 0 0 0 3 4

2004年10月2日 プレーオフ第1ステージ第2戦(西武ドーム)

投手

【日】○ミラバル-S横山
【西】●張-大沼-三井-小野寺-森

本塁打

【日】小笠原2号ソロ

1回に先制されるも、ライオンズは3回裏に同点に追いつく。6回に張が捕らえられ、代わった大沼、三井も点を奪われた。9回裏にミラバルを攻め3点を返すが1点差で敗れた。

決めた和田選手会長!劇的サヨナラ本塁打で決着!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  北海道日本ハム
ファイターズ
3 0 0 0 0 0 0 0 2 5
  西武ライオンズ 0 0 4 1 0 0 0 0 1X 6

2004年10月3日 プレーオフ第1ステージ第3戦(西武ドーム)

投手

【日】江尻-入来-建山-●横山
【西】帆足-長田-星野-小野寺-○豊田

本塁打

【日】セギノール2号3ラン、木元1号2ラン
【西】カブレラ1号満塁、和田1号ソロ

先発、帆足が初回に3ランHRを打たれた。しかしライオンズも3回裏にファイターズ先発江尻を攻め、カブレラの満塁HRで試合を一気に逆転する。

また、4回裏に1点を追加しこのまま、逃げ切るかと思われたが9回に抑えの豊田が、木元に同点HRを浴びる。しかし、ライオンズも負けてはおらず、9回裏先頭の和田が横山からサヨナラHRを放ちライオンズが第2ステージ進出を決めた。

2004年セカンドステージ

激突ホークス!2戦以降の巻き返しに期待

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3
  福岡ダイエー
ホークス
2 0 1 0 2 0 3 1 X 9

2004年10月6日 プレーオフ第2ステージ第1戦(福岡ドーム)

投手

【西】●石井貴-山崎-大沼
【ダ】○新垣-三瀬-杉内-佐藤

本塁打

【西】カブレラ1号2ラン
【ダ】城島1号ソロ、井口1号ソロ、松中1号ソロ、ズレータ1号ソロ

ライオンズ石井貴・ホークス新垣で始まった試合は、1回裏に城島、ズレータに連打を浴び、3回裏にはまたも城島のソロHRで、1点を追加される。石井貴は5回に降板し、その後も、大沼が7回に3本塁打を浴びるなど苦しい展開。

ライオンズは、9回表のカブレラの2ランHRで反撃するも、初戦を落としてしまう。

打線爆発!初戦の借りを返す大量得点で五分に!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 2 3 0 0 0 4 2 0 0 11
  福岡ダイエー
ホークス
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1

2004年10月7日 プレーオフ第2ステージ第2戦(福岡ドーム)

投手

【西】○松坂-小野寺-星野-豊田
【ダ】●和田-山田-吉武-神内-岡本-杉内

本塁打

【西】和田1号満塁、高木浩1号2ラン

ライオンズは、ホークスの先発和田の立ち上がりを攻め、初回に2点を先制、2回表にも赤田、フェルナンデスのタイムリーで3点を追加し、6回表には、さらに4点を加えホークス和田をKO。

6回表にライオンズ和田が満塁HRを放つなど、第1戦とは逆のライオンズ打線の爆発となり1勝1敗のタイとした。この試合、ライオンズは先発松坂を温存する形で、試合が決まった6回4安打無失点で中継陣に任せ勝利を収めた。

逆転そして中継ぎ陣の踏ん張り!優勝へ王手!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 2 1 0 0 1 2 0 0 0 6
  福岡ダイエー
ホークス
0 0 0 4 1 0 0 0 0 5

2004年10月9日 プレーオフ第2ステージ第3戦(福岡ドーム)

投手

【西】張-山崎-○長田-星野-小野寺-S豊田
【ダ】●斉藤-佐藤-杉内-岡本

本塁打

【西】フェルナンデス1号2ラン・2号ソロ、中島1号ソロ、野田1号ソロ
【ダ】井口2号ソロ、城島2号ソロ

ライオンズは、初回フェルナンデスの2ランHRで先制。2回にも1点を加えたが4回裏に張が攻められ、ホークス井口ソロHR、城島には2ランHRを放たれるなど、4-3と逆転された。5回表にフェルナンデスが、1回に続くソロHRで同点に追いつくが、その裏中島のエラーにより同点に。

しかし直後の6回表、中島の汚名返上となる同点HR、野田の勝ち越しHRで逆転する。その後、ライオンズは、星野、小野寺、豊田の継投で1点差で逃げ切り、パ・リーグ優勝に王手をかけた。

追いすがるホークス!獅子鷹死闘は続く!!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
  西武ライオンズ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
  福岡ダイエー
ホークス
0 0 0 3 0 1 0 0 X 4

2004年10月10日 プレーオフ第2ステージ第4戦(福岡ドーム)

投手

【西】●帆足-森-山崎-岡本
【ダ】○倉野-山田-S三瀬

本塁打

【西】和田2号ソロ
【ダ】川崎1号ソロ

先発、帆足が4回裏ホークス打線に捕まり、3点を先制される。さらに6回裏にも、森がソロHRを浴びた。一方のライオンズは7回表に、和田のソロHRで1点をあげたのみとなった。この日のライオンズは良いところがなく、ホークスに逆王手をかけられる形となってしまった。

エース対決でのぞんだ第5戦!激戦制し優勝へ!

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
  西武ライオンズ 0 0 0 0 0 3 0 0 0 1 4
  福岡ダイエー
ホークス
0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 3

2004年10月11日 プレーオフ第2ステージ第5戦(福岡ドーム)

投手

【西】松坂-長田-星野-小野寺-○豊田-S石井貴
【ダ】新垣-●三瀬

本塁打

【ダ】城島3号ソロ、井口3号ソロ

最終戦、ライオンズ松坂・ホークス新垣の先発で始まった。4回裏、城島のHRで先制される。1点を追うライオンズは6回表、代打石井義が2塁打を放ち逆転に成功。さらに野田の犠飛で、追加点をあげる。2点差をつけたライオンズは、中3日の松坂を6回で交代させ、中継陣の継投で逃げ切るかと思われたが、9回裏、豊田が土壇場で柴原に同点タイムリーを浴び、延長に突入する。

しかし10回表、代わった三瀬をライオンズは攻め、先頭の小関がライト線の2塁打、そのチャンスに送りバント、フェルナンデス敬遠の後、代打犬伏が登場し、センターに犠飛を放ち、再び勝ち越しとする!

その裏、石井貴がホークス打線を抑え、ライオンズが、2年ぶり20度目のパ・リーグ優勝となった。まさに、監督・コーチ・選手・チームが一丸となって勝ち取ったリーグ優勝となり、日本シリーズへの出場権を手にした。