埼玉西武ライオンズは、西武ライオンズ憲章の「野球界発展のために」の規範のもと、2013年より日本車椅子ソフトボール協会のスペシャルサポーターに就任し、同じ野球型スポーツである「車椅子ソフトボール」を支援しています。
昨年、プロ野球球団初の主催となる「ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会」を開催。車椅子ソフトボール日本代表選手も多数参加し、競技用車椅子に乗りながら熱い戦いを繰り広げました。主に北海道や九州で大会が開催されていましたが、初の関東圏での開催となり、多くの方々に車椅子ソフトボールを観戦、体験していただきました。
そして今年9月、第2回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会を開催いたします!
昨年の第1回大会開催を機に結成された、地元 埼玉県の「埼玉A.S.ライオンズ」を含む、日本車椅子ソフトボール協会に加盟する全国6チームが「本大会」に出場し、プロ野球さながらの迫力あるプレーを披露します。また、一般の方も競技用車椅子に乗車していただき、車椅子ソフトボールの動きを体験できる「体験会」も実施いたします。
まだ競技を知らない方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ今大会をきっかけに観戦、体験にお越しください!
埼玉西武ライオンズは「パラリンピックの正式種目に」を目標に掲げる車椅子ソフトボールを引き続き支援いたします。
※大会の詳細については、決定次第順次ライオンズオフィシャルサイトにて発表いたします。
昨年のライオンズカップの様子はこちら(協力:目白大学メディア表現学科)
大会名 | 第2回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会 |
主催 | 埼玉西武ライオンズ |
後援 | 一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会 |
大会日程 | 9月3日(土)9:00~17:00(予定) |
大会会場 | 大宮第二公園 多目的広場 ※雨天決行、荒天中止 大宮第二公園 |
実施内容 | 本大会 日本車椅子ソフトボール協会加盟6チームによるリーグ戦 体験会 一般の方を対象とした体験会。スタッフによる競技用車椅子の乗り方や走る・投げる・打つの練習、ミニゲームを実施予定。 |
車椅子ソフトボール(英語:Wheelchair Softball)は、10人制の車椅子競技。ボールは16インチのソフトボールを使い、グローブは使わずに守備を行う。
発祥地は米国で、現在は日米を中心に、世界への普及拡大に努め、将来的にはパラリンピック正式種目への採用を目指している。米国では、約40年前から全米選手権が行われており、ボストンレッドソックスやシカゴカブスなどのメジャーリーグチームのサポートを受けて運営しているチームも多い。ジュニアや女子を対象とした大会もあり、車椅子競技として広く浸透している。
日本では「車椅子に乗りながら専用のソフトボールを用いて行う新しい球技」がコンセプトの車椅子競技スポーツとして、2008年に北海道江別市にある北翔大学の大西昌美准教授が考案。健常者スポーツにおいて圧倒的な競技人口を持つ野球・ソフトボールを、障がいを持つ方がプレーできる形にすることで、障がい者スポーツの裾野を広げるとともに、障がい者と健常者、男性、女性、年齢においても分け隔てなく誰もが一緒に同じフィールドで楽しむことのできるスポーツとして、普及・発展を目指している。
2012年に日本代表チームが全米選手権に初出場したことをきっかけに、普及が本格化。2013年には一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会(JWSA)を発足し、同年には第1回全日本車椅子ソフトボール選手権大会が行われた。2012年より4年連続でアメリカで開催されるワールドシリーズに日本代表チームを結成し参加している。