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2022/12/21 (水)
チーム

【新入団選手スカウトに聞く!第3回②】是澤涼輔選手!

12月6日に会見を終えた新入団選手たち。来季からライオンズの一員になる彼らのことをファンの皆さまにより知っていただくために、今年も昨年に引き続き担当スカウトインタビューを実施!
今回は是澤涼輔選手について、担当の竹下スカウトにお伺いしました!

是澤涼輔 選手(担当:竹下潤スカウト)

誰よりも真面目で実直だからこそ“プロ”へ!輝け獅子の北極星!是澤涼輔選手

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大学での試合出場数は多くない。公式戦での安打もゼロ。それでもプロへの道を掴み取った是澤涼輔選手。
さまざまな選手を見てきた竹下スカウトが「“練習ができる”というのも特徴」と語る、是澤選手の魅力を伺った。

練習ができることもひとつの素質

是澤選手の大学時代の成績は、華々しいものではない。法政大学野球部での4年間、レギュラーとして試合に出るということもほとんどなかった。それでも、ドラフトで指名され、プロ野球選手としてのスタートラインに立った。
健大高崎高校出身。同校出身の先輩である柘植選手に憧れて高校を決めたという是澤選手は3年間を群馬県で過ごし、その後、スポーツ推薦ではなく一般受験で法政大学に進学した。同じく健大高崎高校から法政大学へと進んだ同期がスポーツ推薦で入学し、レギュラーで試合に出続けている姿を間近で見ていてなお、是澤選手は一切腐らずに、高校・大学の7年間をやり切った。

是澤選手には、おそらく、ほかの選択肢もあったはずだ。高校時代、厳しい練習をこなしながら勉学に励み、国公立の大学も視野に入るほどの学力を持っていた。それでも、あえてライバルのいる法政大学を選び、切磋琢磨し、愚直に真っすぐ、野球に向き合った。
「あっちでバットを振っていたと思ったら、今度はこっちで別の練習を受けている。その中で、誰かの練習相手が足りないとなれば誰よりも先に相手になりにいく。周りを見ることのできる視野の広さがある。練習ができて、気が回る。そういう部分はプロでも大事なこと」と、是澤選手がいかにどんな時間も無駄にせず、そしてどんな瞬間にも自分のできることを精一杯やり遂げてきたかを竹下スカウトは見てきた。

捕手というポジションは、ひとつしかない。内野でも外野でもなく、投手の球を受ける捕手の席はひとつだけだ。「投手から“お前に受けてほしい”と言われる選手になれるんじゃないかな。そうすることが彼の戦い方になると思う」と竹下スカウトの言う通り、是澤選手のひたむきな人間性は、さまざまな投手たちと向き合い、選ばれるための武器になる。

“ライオンズにはいないタイプ”だからこそ

ただひたすらに向上心を持って野球に邁進してきた是澤選手だが、大学4年間、朝6時半には起きて練習をして、夜は9時半に寝るという生活をしていたそうだ。「誰に聞いても、そういう話を聞く」と、竹下スカウトも驚き交じり。そういったストイックな部分も含めて、是澤選手の一番の強みは「練習ができること」なのだろう。竹下スカウトは「プロになったら技術面もいろいろあると思うが、練習ができるというのも、ひとつの技術」と語る。
公式戦での出場はほとんどない。けれど、練習中やベンチでの、何事にも手を抜かない真摯すぎるほどの姿勢。それが竹下スカウトの目に留まった。そういう姿勢があれば、レギュラーでなくても、プロへの道は開けるということを、是澤選手は示した。
「ライオンズにはあまりいないタイプの選手だからこそ面白い。それに、人間性ばかり言われているけど肩も強いし、プロの指導を受けたとき、是澤がどんなふうに変わるのかが本当に楽しみ。伸びしろしかない」と、大きな期待を竹下スカウトは話してくれた。

「これからやっていくには、少し頑固なところもある。納得行かないと、“検討します”って言うんだよ。自分の中で気持ちが決まっているくせに(笑)」と、秘めたる熱さが見えた?エピソードもある是澤選手。人間性だけでなく、そのプレーをも武器にして、獅子の北極星が煌めくその日をしっかりと見届けたい。

竹下スカウトから是澤選手へ

「育成は3年間が勝負なので、その中で3年間勝負して、支配下を勝ち取ってください!」

【竹下スカウト プロフィール】
竹下 潤(たけした じゅん)
1969年7月12日生 静岡県出身

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