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2022/12/20 (火)
チーム

【新入団選手スカウトに聞く!第2回②】三浦大輝選手!

12月6日に会見を終えた新入団選手たち。来季からライオンズの一員になる彼らのことをファンの皆さまにより知っていただくために、今年も昨年に引き続き担当スカウトインタビューを実施!
今回は三浦大輝投手について、担当の安達スカウトにお伺いしました!
三浦大輝 選手(担当:安達俊也スカウト)

誰にも負けない直球が魅力!唸れ右腕!三浦大輝投手

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高い回転数の直球を持ち、“最多登板記録更新”を目標に掲げた三浦大輝投手。
「ここぞというときに三振が取れる」と安達スカウトも納得の強い球を持つ三浦選手の魅力とは?

一番の魅力はやはり!

約2800回転。それが三浦大輝投手の直球が持つ回転数だ。これはプロ平均といわれている回数よりも高い数値であり、三浦選手がセールスポイントとしている部分でもある。安達スカウトも「直球で抑えられる能力が高いのが、一番の魅力」と語ってくれた。

キレのある直球が持ち味の三浦選手。今はまだ直球にこだわりすぎて球が甘くなってしまうことや、変化球の精度など、課題は多い。しかし、大学3年生の秋には先発も経験し、4年生時には中継ぎで複数イニングの投球をしてきた三浦投手の経歴を見てきたからこそ「先発でも中継ぎでも対応ができるピッチャー」だと安達スカウトは言う。
その中で、三浦投手が活躍する場面として思い浮かぶのはどういう場面か?という質問に対し、安達スカウトは「今は、中継ぎとして1イニング全力で抑えるという方が彼の性には合っていると思う」と答えてくれた。これは、“向かっていく気持ちが強い”選手であるという三浦投手だからこその評価だろう。
中継ぎといえば、「育成からというところで、水上みたいな選手になってくれれば一番いいかなと思います」と安達スカウトの言う通り、同じく育成出身であり、なおかつ同じように強い気持ちを持った選手である水上投手が思い浮かぶ。
「少し状態が悪い時期もありましたが、1番良い状態であれば、十分通用するし、水上のようになっていける」。
育成出身から瞬く間に活躍した同投手のようになれるポテンシャルが、三浦投手にはある。

“ここぞ”で三振が取れるピッチャー

安達スカウトが三浦選手のことを知ったのは三浦選手が高校3年生のとき。投げ姿のバランスも良く、目を引く良い投げ方だったそうだ。良い選手だと思っていたところ、本人は高校でのドラフトではなく、大学進学を選択。そこから安達スカウトは三浦選手を追いかけた。

高校時代から見ているからこそ、その成長もよくわかる。全体のパフォーマンスが、高校生のときよりもずいぶんと上がった。もちろん急速も上がっていたが、やはりなにより、先発・中継ぎで登板を重ねていたことがその成長に繋がったと安達スカウトは見ている。
「真っすぐで三振を取れる姿というのが、やはり印象に残っている」と言う安達スカウトは、三浦投手について「ほしい時、それも”ここぞ”というときに三振が取れる選手」だと語ってくれた。

打者と強い気持ちで向かい合い、キレのよい直球で三振を取る──。
そんな姿とは裏腹に、気が優しく家族想いで、笑っているときは少しお茶目というギャップも魅力的な三浦選手。背負うものも多かったからこそ、一生懸命努力してきたのだろうと安達スカウトは言う。
自主トレまでにしっかりと体を作らなければならない中、安達スカウトは1週間に1度は練習を見学しに行っているが、三浦選手は指名されたことに満足することなく、しっかりとプロの舞台での活躍を見据えて努力を続けている。

もちろん“今”は中継ぎが向いているように見えても、プロになってどうなるかはわからない。
「変化球の精度を上げて、直球だけでなく変化球でもストライクが取れるようになれば、上でも戦える」と安達スカウト。先発でも中継ぎでも戦える強い“武器”を持った三浦投手が、これからどのように開花していくのか、目が離せない。

安達スカウトから三浦投手へ

「向かっていく気持ちを忘れずに、どんどん攻めていってほしいなと思います」

【安達スカウト プロフィール】
安達 俊也(あだち としや)
1965年6月21日生 愛知県出身

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