試合情報

北海道日本ハムとの第23回戦。先発は、引退登板となる松坂投手。代名詞ともいえる背番号18を背負い、プロ23年間を締めくくる最後のマウンドに上がります。先頭打者のみの対戦で結果は四球に終わりましたが、ファンの皆さまの前で最後の雄姿を披露し、降板する際にはメットライフドームの大きな拍手に包まれました。

試合は、2番手で登板した十亀投手が後続の打者を封じ、無失点で抑えると、2回からは高橋投手が登板。3回に連打を浴び失点してしまいますが、後続を抑え最少失点で切り抜けます。打線は、4回裏に1,3塁のチャンスをつくり、山川選手の犠飛で同点。その後再び1,3塁としますが、あと一本が出ず勝ち越すことはできません。追いついてもらった高橋投手でしたが、続く5回にピンチをつくると、3点本塁打を浴びて勝ち越しを許してしまい、この回限りで降板。4回95球4失点と悔しい結果になりました。後を継いだ中継ぎ陣は本塁打での2失点のみに抑え、打線の奮起を待ちます。
反撃したい打線は、5回、6回とチャンスをつくれず、点差を縮めることができません。7回には2死ながら満塁のチャンスをつくりますが、これをものにすることができず。8回に山川選手が本塁打を放ちますが、反撃はここまでとなり、2対6で敗戦しました。

試合後、松坂投手がグラウンドを一周しファンの皆さまのもとへ。最後はチームメートに胴上げされ、23年間の現役生活に別れを告げました。