

vs横浜DeNA 第3回戦
序盤3回までは、ウルフ、今永の両先発が好投。お互いに譲ることなく中盤に入ります。
すると4回、2巡目に入った打線は金子侑が二塁打で出塁。源田の犠打で進塁すると、続く秋山の内野ゴロの間に間一髪で生還。金子侑の見事なヘッドスライディングで1点を先制します。
先制点をもらったウルフは、5回まで2安打に抑える好投で試合を折り返すと、6回から7回にかけては5つのゴロアウトを奪うなど本領発揮。7回を投げて被安打2、奪三振6、無四球、無失点の好投でマウンドを下ります。
1対0のまま迎えた8回、2番手・シュリッターがピンチを迎えるも後続を抑え、9回は増田が登板。2死から筒香を歩かせたところで、辻監督がマウンドへ向かい増田へ檄を飛ばします。すると、前回登板で逆転ホームランを許した宮崎を打ち取り、1対0で完封勝利。チーム一丸となって投手戦を制し、3カード連続の勝ち越しとしました!
今日のヒーローは、ウルフ投手と金子侑選手です!



-見事6勝目、ウルフ投手です!おめでとうございます!
(ウルフ)アリガトウ!
-5月末に脇腹を痛めて離脱。そこからの復帰2戦目でした。体調を含めてマウンドに上がる意識はいかがでしたか?
(ウルフ)1回先発を飛ばして、また先週戻ってこれていいピッチングができました。今日はさらにいいピッチングができたのでよかったと思います。
-7イニングスを投げて2安打無失点。今日のピッチングを振り返っていかがですか?
(ウルフ)野手の方がとてもよく守ってくれましたし、特に浅村選手がいいプレーを見せてくれてよかったと思います。
-さらには、リリーフ陣がしっかり締めて完封リレーでのゲームセットとなりました。ライオンズのリリーフ陣というのはどんな存在ですか?
(ウルフ)今年はここまでブルペンの方に助けてもらってますし、とても力になってもらっています。
-ウルフ投手が投げると、本当にスピーディーな展開になるので、ファンの方も楽しみにしていると思います。
(ウルフ)なるべく早くマウンドを下りて攻撃の流れをつくれるようにいつも考えているので、今日はそれができたかなと思います。
-今日もスタンドにはたくさんのライオンズファンが駆けつけています。次の登板に向けてメッセージをお願いします。
(ウルフ)毎週日曜日、多くの方々に球場に来てもらってとても嬉しいですし、ファンの方々を愛しています。
-次の登板も期待しています。
(ウルフ)アリガトウ!
-そしてナイスバッティング、ナイスランニング!金子侑選手です!おめでとうございます。
(金子侑)ありがとうございます!
-まずはバッティングを振り返っていただきたいのですが、チームとしてもノーヒットの状況でまわってきた打席でした。どんな意識でバッターボックスに入りましたか?
(金子侑)追い込まれていたので、なんとか食らいついて塁に出られるようにがんばりました。
-そのまま一気に2塁までいきましたが、どの時点でいけるという判断をしたのでしょうか?
(金子侑)ちょっと迷ってしまったんですが、いけてよかったです。
-ホームインの場面。秋山選手の高いバウンドのゴロで、頭からホームにいきましたね。
(金子侑)足でスライディングするよりも手でいった方がセーフになると思ったので、積極的に攻めました。
-持ち味を存分に生かしたホームインでしたね。
(金子侑)よかったです!
-開幕前には自慢の足を痛めて離脱していました。どんな思いでチームを見つめ、準備をしてきましたか?
(金子侑)長い間二軍にいて、ずっと試合を見ることしかできなかったので、ここからチームの勝ちに貢献できるようにと思って、一日一日がんばっていますし、本当に帰ってこられてよかったです。
-改めてメットライフドームのお立ち台、景色はいかがでしょうか?
(金子侑)本当に最高です!!
-今日も満員御礼、本当にたくさんのファンが駆けつけてくれました。メッセージをお願いします。
(金子侑)今日も本当にたくさんの応援ありがとうございました。まだまだ戦いが続くので、これからも応援よろしくお願いします!ありがとうございました!
-次のゲームも期待しています。
(金子侑)がんばります!
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
点が取れなかったり、拙攻があったので嫌な予感がしていましたが、よくがんばってくれました。
ベイスターズ・今永も非常によくてチェンジアップが効いていた。打ち崩すのが難しかったですね。
(金子侑の先制したヘッドスライディングについて)
これしかないと思いました。どんなゴロでもいいからいけと。スライディングは見事でしたね。
(ウルフの投球について)
全然心配していなかったです。腕も振れていました。
こっちとしては9回までいってもらいたいけど、うちの事情もありますから。絶対に無理させる時期でもないし、後ろもしっかりしていますから。
(シュリッターの投球について)
向こうは送りバントを失敗して流れがこっちにきたというところで。考えとしてはやはりクリーンアップにまわしたくない。しかしそういう形になってしまったので、祈っていました。
(9回、増田のところへ監督自らマウンドへ向かったがなにを話した?)
ちょっと間を取りたかっただけです。緊張した顔をしていましたが「一度マウンドに上がってみたかった」とだけ言いました(笑) みんな守っているから、お前は思い切り投げろと。
(増田は)今日は丁寧に投げていましたし、コースにもちゃんといってましたから。前回打たれた宮崎にも力で勝って、見事なピッチングでした。彼が一番ホッとしているんじゃないでしょうか。
(接戦をものにしたが)
チームとしてこういう試合を重ねていけば必ず強くなると思います。こっちはしんどいんですけど、価値があると思います。
興奮した熱戦をこの大勢のファンの前でできたことは選手もぼくたちも嬉しく思います。これからもどんどんいい試合をして、ファンの皆さんに足を運んでいただきたいと思います。