

vs巨人 第3回戦
ライオンズは初回からジャイアンツ先発・池田に襲いかかります。初回に栗山の適時打で先制すると、3回には栗山とメヒアの適時打、さらには外崎のプロ初となる満塁ホームランで早くも7点をリード。4回に源田のプロ初となる2ランホームラン、5回に金子侑の今季初となる3ランホームランと打線が止まらず、12対0と大量リードして試合を折り返します。
5回まで4安打に抑えていた先発・十亀は6回に2点を返されるも、大量援護もあって続く場面を抑えます。するとその裏、メヒアが犠飛を放ち再び1点を追加。13点目を挙げて今季最多得点となります。
7回から登板したガルセスは、8回まで無安打に抑える好投。最後は南川が無失点で締めて13対2で快勝しました。先発全員安打の猛打でジャイアンツとのカードを全勝で終え、貯金は「10」となっています!
今日のヒーローは、外崎選手と源田選手です!



-今日は見事なホームランのおふたりをお迎えします。まずは見事な満塁ホームラン、外崎選手です!おめでとうございます!
(外崎)ありがとうございます!
-あの一発の感触を振り返っていただけますか。
(外崎)いい流れでまわってきた打席だったので、自分も初球から思い切って振っていこうと思って、いい結果になってよかったです。
-満塁ホームランを打ったご経験は?
(外崎)今日が初めてです。
-ほかのホームランとは違いますか?
(外崎)初めてですけど、すごく気持ちよかったです!
-ダイヤモンドを一周する間、どんなことを考えていましたか?
(外崎)あまり実感が湧かなくて、サードベースをまわって馬場コーチが握手をしてくださったときには「満塁ホームランを打ったんだ」というふうに思いました。
-今日は打線がよく打ちました。チームのいまの打線の状況をどう見ていますか?
(外崎)自分は下位打線を任されているんですが、なんとか自分が上位打線につなげれば点数を取ってくれると思っているので、自分の役割を必死にまっとうしています。
-これで引き分けを挟んで6連勝になりました。チーム状態も上がっています。
(外崎)いい流れで試合にも入れていますし、チーム全体で一丸となって戦えていると思います。
-今週、まだまだこのメットライフドームで試合が続きます。ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
(外崎)今日のようなたくさん喜んでもらえる試合を、もっとがんばってやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
-そして、プロ初ホームラン!源田選手です!大歓声です。いまの気分はいかがですか?
(源田)嬉しいです!
-プロ初めてのホームランでした。あのシーンを振り返っていただけますか。
(源田)ランナー2塁だったので、3塁に進めようと思って引っ張ろうと思ったのが、たまたまホームランになりました。
-プロに入って大活躍ですが、この舞台で打ったホームランというのはご自身にとってどういうものですか?
(源田)本当にたまたまなので、自分でもちょっとビックリしています。
-打ちたいなという気持ちは今までありましたか?
(源田)どこかで一本出れば嬉しいなとは思っていました。
-先輩方含め、ベンチの皆さんはどんなふうに迎えてくれましたか?
(源田)「おめでとう」というふうに声をかけてもらいました。
-そしてもうひとつ、今日はダブルスチールで三盗するシーンがありました。どういうことを狙っていましたか?
(源田)走る準備はできていたので、思い切ってスタートを切れたと思います。
-あのプレーが一気に流れを引き込んだように感じるのですが、いかがですか。
(源田)よかったです(笑)
-ファンの皆さんをご覧になると、源田グッズを持っている方がたくさんいらっしゃいます。この景色いかがですか。
(源田)ありがとうございます!
-先日は、ご自身もここでアピールされてましたが、グッズもすごく売れているそうです!
(源田)球場でこうやって自分のグッズを持っていただいている人を見ると「またがんばろう」と思えるので、また今度もお願いします!
-引き分けを挟んで6連勝です。チームの手応えはいかがでしょう?
(源田)雰囲気もとてもいいので、勝ちをどんどん伸ばせるようにがんばりたいと思います。
-源田グッズを持っているファンの方もたくさんいらっしゃいます。メッセージをお願いします。
(源田)皆さんの声援がすごく力になるので、球場でどんどん声をかけてください。応援よろしくお願いします!
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
(余裕のある展開となった)
うちとしてみればラッキーなヒットで得点できましたし、向こうにとってはアンラッキーで。そういう差でしょうね。
(外崎、源田、金子侑の一発について)
1,2番に元気がなかったので、まさか2人ともホームランを打つとは思いませんでした。うまく打った結果ですから、非常に大きなホームランではありました。
(その中でも印象的なホームランは?)
言わせたいんでしょう?源田ね(笑)
まず1本打ってくれたので、本人が本当に嬉しそうでした。
非力と言われながらも、しっかりボールをたたけるバットの軌道なので、タイミングさえ合えばホームランを打てるバッターだと思っていましたし、見事でしたね。
(栗山、メヒアのタイムリーについて)
いいところに飛んでくれた。メヒアがまさか3ボールからああいう打球(内野安打)がいくとは思わなかったですが、本当にいいところに止まってくれました。
(メヒア選手も冗談混じりに「完璧に打つことができました」と話していた)
完璧でした(笑)
(十亀の投球について)
今日は真っ直ぐの勢いもありました。このピッチングをしてくれて早めに点を取れば、本人も楽に投げられるのかなと思います。
(交流戦はここまで6勝2敗1分となっている)
ぼくはなにをすることもなく、選手たちがいろいろ考えながら狙い球も絞ってくれますし「ここでチャンスあるよ」と話したらダブルスチールも見事に決めてくれましたから。勝っているから思い切りが出るんでしょうね。そういうのを「劣勢になったときでも、どんどんやっていきなさい」という話をしています。
(選手たちのコメントの中で「いい流れ」という言葉が目立つ)
調子悪い選手はそれに乗っかって調子を上げればいい。でも、野球は先がわかりませんから、一試合一試合、ミスのないようにがんばっていきたいと思います。
まだまだ交流戦も半分残っていますから、初めての対戦ピッチャーばかりです。打線の持ち味で積極的に打ってもらえばいいと思うし、ピッチャーは1点でも少なく、粘り強いピッチングをしてもらいたいと思います。