

vsオリックス 第6回戦
初回、先頭の1番・秋山が二塁打で出塁すると、2番・源田が犠打でチャンスを拡大。ここで3番・浅村の右犠飛で先制に成功します。さらに3回、1死満塁とすると初回に犠飛を放った浅村がチャンスの場面で再び打席へ。フルカウントから高めのボールをはじき返し、中前への2点適時打で3対0と追加点を奪います。
初回から援護を受けた先発・菊池は得点圏に走者を背負うも、後続を抑えるまずまずの立ち上がり。2回も初回に続き走者を出しましたが、最後は若月を空振り三振に。3回以降は2イニング連続で3者凡退と相手に付け入る隙を与えません。
打線は5回、三たび相手先発・西に襲いかかります。秋山、源田の連打で無死1、3塁。続く浅村が通算100本塁打に王手を掛ける3号3ランを左翼席へ運び6対0。7回には浅村がこの試合猛打賞となる左前安打を皮切りに1死1、3塁とすると、6番・メヒアの犠飛でさらに1点を挙げます。
中盤に入っても菊池の力投は続き、6回までわずか被安打3、無失点の投球内容。7回からは2番手・田村がマウンドへ。わずか5球に打ち取る好リリーフを見せます。
さらに打線は8回、1死1、2塁から源田が適時二塁打を放ち8対0とすると、浅村の遊ゴロの間に3塁走者・秋山が生還し9対0に。浅村は自己最多となる1試合7打点を挙げました。さらに続く中村も適時打と続き、9回にも代打・渡辺直の適時二塁打と打線の勢いは止まらず今季最多の17安打となりました。
大量リードを救援陣が無失点で守り抜き、11対0で大勝。対バファローズ戦今季初勝利を挙げました。
今日のヒーローは浅村選手です。
-今日は浅村選手、チャンスで4回回ってきてすべてランナーを返しました。ご自身でどのように思われますか?
(浅村)たまたまだと思います。
-たまたまだとおっしゃいましたけど、今日は7打点の活躍。打点ランキングもチームメイトの中村選手と並んでリーグトップタイとなりました。そのあたりはいかがでしょうか?
(浅村)まだまだ試合あるんであまり意識はしていないです。
-打撃の方は好調ですが、好調の要因というのはどのようなあたりにありますか?
(浅村)あんまりオーバースイングすることなく状況に応じてバッティングができているのかなと思います。
-また今日はチーム全体も今季最多の17安打です。打線爆発しましたね。
(浅村)そうですね。特に1、2番が塁に出てくれてチャンスで回ってきてたので本当に1、2番のおかげかなと思います。
-それでは最後に、最後まで雨の中応援してくださったファンの皆さんにメッセージをお願いします。
雨の中ありがとうございます。明日も明後日も勝ちたいと思うんで、また応援よろしくお願いします。
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
雄星(菊池)はブルペンでいい球がきていたので、1点とれば何とかなると思っていた。
ちょっと当たったし、点差もあったからあの回で代えたよ。
秋山が打てば、源田もそう、1・2番が打てばこんな展開になる。
浅村は7打点、見事でした!
ホームランも出たので、本人はうれしいだろう。