

vs千葉ロッテ 第6回戦
先発・ウルフは3回に初安打を許すも、後続を併殺に打ち取るなど持ち味を発揮。するとその裏、マリーンズ先発・唐川から秋山が先制の5号ソロ本塁打を放つと、中村も適時打を放ち2点をリードします。
その後はまさにウルフの真骨頂。4、5回と続けて3者凡退とし、試合後半に入った6回も完璧にマリーンズ打線を抑え、ピンチを迎える気配すら醸しません。この日は7回まで投げ被安打2、無四球、無失点。しかも球数は69球とセーブして降板します。
一方の打線は7回、秋山がこの日3本目のヒットで出塁。これで唐川から二桁安打となったものの、追加点にはつながりません。
ウルフのあとを受けた継投陣は、8回にシュリッターが3者凡退に抑える好リリーフ。9回は増田が1点を返されるもリードを守り抜いて勝利。ウルフは昨年から数えて自己最長となる8試合連続勝利を挙げ、チームの連敗も止まりました!
今日のヒーローは、シュリッター投手とウルフ投手です!



-終盤の厳しい状態をピシャリと抑えた、シュリッター投手に来ていただきました!ナイスピッチングでした!
(シュリッター)ありがとうございます!
-見事にテンポよく3人で抑えました。今日のピッチングを振り返っていかがですか?
(シュリッター)ストライクを投げられるように意識して、打たせれば野手の方が守ってくれると思っていたので、それを心がけてやりました。
-開幕から、ゲーム終盤の厳しい場面での登板が続いていますが、ご自身の役割をどのように考えていますか?
(シュリッター)監督が「ここでいってくれ」というところでいかせてもらっているので、監督次第です。
-その中で、開幕から1ヵ月無失点。手応えはいかがですか?
(シュリッター)ここまですごく調子よくきているのですが、ケガしないようにやっていますし、チームの勝利に貢献できてよかったと思います。
-シュリッター投手は今シーズンから新加入ということですが、ライオンズのチームの雰囲気というのはいかがでしょうか?
(シュリッター)シーズン最初はとてもいいスタートが切れたかなと思いますし、これからもっと勝っていきたいと思います。
-そして今日は初めてのお立ち台。ここから見るファンの風景はどうでしょうか?
(シュリッター)多くのファンの方々に試合に来てもらいたいと思ってますし、ここから多くのファンの方々を見られてとても嬉しいです。またこれからも球場に足を運んでもらいたいなと思います。
-チーム内で呼ばれているニックネーム、もしくはファンからこう呼んでもらいたい、という名前がありましたら教えていただけますか。
(シュリッター)特になにもないですが(笑) ファンの方々に選んでもらえれば、その中から選びたいなと思います。
-では、ぜひファンの皆さんにお願いしたいと思います。では最後に、ライオンズファンの皆さんに次の登板に向けてメッセージをお願いします。
(シュリッター)毎試合、球場に足を運んでいただいてありがとうございます。次のホークス戦のあとはまたホームにかえってくるので、そのときにお会いしましょう!
-続きまして7回2安打無失点のナイスピッチング、ウルフ投手です!おめでとうございます!
(ウルフ)ゴロを多く打たせれば、これだけはやい試合になります。
-本当にはやいテンポで、7回をわずか69球でした。ご自身で振り返っていかがですか?
(ウルフ)試合前からいろいろ作戦を立てて、ゴロを多く打たせて取るということでやってきましたし、野手の方々もしっかり守ってくれたのでいいゲームができたと思います。
-そのピッチングでチームの連敗も止めました。これも大きいですね。
(ウルフ)やっぱりホームで投げると多くのファンの方々に応援してもらえるので、それがプラスのエネルギーになっていると思います。
-ファンの皆さんの中では、去年のライオンズの加入から連勝が8に伸びて、不敗神話もささやかれています。
(ウルフ)自分が投げるときは野手の方もしっかり守ってくれていいゲームができるので、言葉はいらないです。
-チームとしても開幕から1ヵ月、貯金を作って5月に入っていきます。次の登板に向けてファンの皆さんにメッセージをお願いします。
(ウルフ)ファンの方々には毎試合球場に足を運んでもらいたいと思っていますし、それが自分のパワーにもなっているので、また次の登板でエネルギーをもらえればと思います。
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
(ウルフの好投について)
素晴らしかったですね。序盤から内野ゴロが非常に多くて、持ち味が出て打たせて取る、素晴らしいピッチングだったと思います。
日曜日はずっと投げているが、今日も気合いが入っていた。球持ちもいいですね。
(増田の投球について)
逆にあそこはホームランでよかったかなというくらい。あそこでヒットでつながれた方が嫌な感じでした。ただ、そういうこともありますから。よくカウント3-2から抑えて、ちゃんと締めてくれた。
(秋山のホームランについて)
沈滞しているチームというのはどうしても勢いというのが必要になる。先取点が重要視されるところで見事なホームランで先制してくれた。でも、そのあとのつなぎと、中村のタイムリーが大きかったですね。
(僅差のゲームを取れたことは大きいのではないか?)
連敗がないときにはなんてことないんですけど、連敗が続いているとすごいピンチに感じるんですよね。9回裏も手に汗を握るような、もうこういう思いはしたくないですが、こういう経験をしてこそ若い選手が力をつけますし、1点差で勝つことが自信になります。
選手たちは一戦一戦必死で戦っていますので、どうか暖かい声援を選手たちに送ってあげてください。よろしくお願いします。