

vs北海道日本ハム 第6回戦
初回、ファイターズ先発・メンドーサに対し、秋山が先頭打者アーチを放ち先制。その後も1点を加えますが、先発・ウルフが2回、3回と1点ずつ失い同点に追いつかれます。さらに5回、バックのエラーも絡みピンチをつくると、松本に適時打を許し2対3に。ウルフはこの回を投げ切って降板となります。
打線は2回以降メンドーサに完璧に抑えられてきましたが、6回につながります。先頭の源田が快足を飛ばしバントヒットとすると、浅村も安打で続きチャンスメーク。その後メヒアの三塁線を破る適時打で2人の走者が生還し、逆転に成功。外崎も適時打を放って5対3とリードを広げます。
7回には、中村が2点適時二塁打を放ち、さらには田代のプロ初ホームランとなる3ランホームラン。二桁得点に到達します。8回には秋山が今日2本目となる4号2ランホームランを放ち、12対3で快勝。今カード3連戦で30得点とファイターズを圧倒し、今季2度目の4連勝となりました!
今日のヒーローは、田代選手と秋山選手です!



-プロ入り初ホーマー、田代選手です!ナイスバッティングでした!
(田代)ありがとうございます!
-初めてのホームラン、手応え含めて振り返っていただけますか?
(田代)まっすぐだったのですが、打った瞬間「マジか……」と思って。気持ちよかったです。
-「マジか」と思ったあと入った瞬間、どうでしたか?
(田代)わからなかったです。何が何だかわからなかったです。
-ベンチに戻ってきてから、チームメートから声をかけられましたか?
(田代)皆さんに握手をしていただいて嬉しかったです。
-守備についてからもレフトスタンドから大きな声援がありましたね。
(田代)気持ちよかったです。ありがとうございます!
-なにより、プロ初ホーマーが八戸大の先輩・秋山選手とのアベックホームランになりました。記念の一発になりましたね。
(田代)秋山さんにはずっとお世話になりっぱなしで、なんとか結果を残したいという気持ちでずっとやっていたのでよかったです。
-ちなみにホームランボールはもう返ってきましたか?
(田代)いえ、まだ返ってきてません。
-取ったファンの方にお願いしておきましょう。
(田代)取った方……返してください(笑)
-今年プロ入り6年目。辻監督のもと一軍に食らいついています。今、どんな思いでプレーしていますか?
(田代)結果はこんな感じですけど、なんとか食らいついてシーズン最後までしっかり自分のやるべきことをしっかりやって、チームに貢献できればいいと思っています。
-そして今日も見事なホームランで、初めてのお立ち台。この風景どうでしょう?
(田代)すいません。緊張してます。
-今後、もっともっと立って、ファンの皆さんを沸かせてください。
(田代)はい、ありがとうございます。がんばります。
-最後に、熱いメッセージをファンの皆さまにいただけますか?
(田代)今日はお休みの中ありがとうございます。あさってからも連戦が始まるので、がんばります!ありがとうございました!
-次のゲームも期待しています。
(田代)ありがとうございます!
-そして今日も2ホーマー含む猛打賞。ナイスバッティングの秋山選手です!この歓声いかがでしょう?
(秋山)ありがとうございます!
-おととい2ホーマー、今日も2ホーマー。いまのバッティングはご自身でいかがですか?
(秋山)悪くなる前兆があるので、気をつけます。
-ご自身ではホームランを打ちすぎると不安になりますか?
(秋山)そういう高く上がってしまう打球をイメージしないように「低い打球、低い打球」と思って練習からやって。たまたまああいういい角度で入ったんで、あれはまぐれだと思って、いつもイメージは消しています。
-田代選手にも伺いましたが、八戸大の後輩・田代選手とのアベックホームラン、記念の一本になりました。
(秋山)6年間待っていたので、ちょっと遅いくらいですね。
-今まで待っていた田代選手を、秋山選手は今シーズンここまでどう見ていますか?
(秋山)オープン戦からすごくがんばっているっていうのは聞いていたので。隣を守ることもあって、いろいろ苦労もしていると思いますけど、少しでもフォローできるように、自分自身もしっかりしたプレーを見せて、そういう刺激をもらっています。
-ご自身としても今日は社会貢献活動ということで、ひとり親家庭のご家族を招待してのゲームでした。その前でいい仕事ができましたね。
(秋山)毎年やらせていただいている、社会活動の一環ですけど、試合前に元気な姿を見て自分もこうだったと思うと、気も引き締まって。いいプレーができたと思います。
-最高の日曜日をプレゼントできたんじゃないですか?
(秋山)勝った試合を見せるっていうのが一番だったので、そういう中ではいい仕事ができたかなと思います。
-プレゼントといえば、今日、ご来場いただいたひとり親家庭の皆さんにはこのTシャツをプレゼントされたということなんですが、ほかの方にもプレゼントするチャンスがあるんですよね?
(秋山)今日は特別にぼくの招待で来ていただいたお子さんには配布させていただいたんですけど、5月5日に背番号「55」にちなんで、ぼくがプロデュースしたという形になっているのですが、いいデザインに仕上がっていると思います。小学生の方にプレゼントしますので、その日もたくさん球場に来てもらいたいなと思います。
-ぜひ5月5日を楽しみにしていただきたいと思います。チームとしても4連勝。今日勝って同率2位に浮上しました!
(秋山)とにかくぼくたちは優勝目指してやっているので、2位以下は一緒ですからね。首位を目指して最後までいけるようにがんばっていきたいと思います。
-最後に、スタンドのファンの皆さんにメッセージをいただけますか?
(秋山)来週から6連戦が始まりますので、皆さんの暖かい声援をいただいてがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします!
-来週の6連戦の活躍、期待しています。
(秋山)がんばります!
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
(終わってみれば快勝となったが)
終わってみれば、ですよ。苦しかったですよ。
(6回、武隈のピッチングについて)
1点ビハインドというところで、ピッチングコーチと話して「今日は勝ちパターンでいく、勝負にいく」ということを話していました。
(後半に爆発した攻撃と田代のプロ初ホームランについて)
本人は嬉しかったでしょうね。
やっぱり流れを変えたのは源田のセーフティーバントですよ。あれがすべてですよ。あれからの始まりですから。最初に3本ヒットが出てから沈黙して、流れが非常に悪かったのですが、ファーストの中田選手が後ろにいて、誰かあそこにバントするのかなと思っていました。サインではないんですが、あそこにやってくれた、やっぱりそういうようなところで新人らしからぬといいますか、ポジショニングを見ながらいい流れを読んだ。イニングのトップバッターとしてこういう仕事ができる。
次の浅村も見事ですよ。つなぐというところで。
(4連勝で投打がかみ合っている)
ピッチャーががんばってくれているので、打線もチャンスで集中力が出ている。
いいときはいつまでも続かないもので、打線だけは今日はいいピッチャーに苦戦しました。
これからもどんどんいいピッチャーがくると思うので、そういうところでピッチャーは守る。バッターは1点でも多く取る、そういう野球をしていかないとだめでしょうね。
(対メンドーサの連敗を7で止めたことについて)
やっぱり苦しみました。たまたまですよ。いきなり2点を取れましたが、そのあとは打てなかったので。これからも苦労すると思いますが、策を練ってもっと打てるようにやっていきたいとは思います。
(バファローズが先に負けて同率2位に浮上した)
全然気になりません。ビジョンも見ていないし、全然わかっていません。あとで調べてみたいと思います。
(来週は6連戦に入る)
ここまでは順調にきていますが、ピッチャーも1枚余分に必要になりますし、その中で投打がかみ合うようにひとつのチームとなって戦っていきたいと思います。また応援をよろしくお願いします。