vs福岡ソフトバンク 第2回戦
初回、相手先発・中田に対し浅村の適時打で1点を先制すると、続く中村の安打のあとに栗山が右翼席へ突き刺さる1号2ランホームランを放ち、いきなり3点を奪います。
先発・野上は続く2回に2死1,3塁のピンチを迎えるも、上林を外角低めの直球で見逃し三振に仕留め、高い制球力を発揮。すると、打線が3回にも中村の二塁打で好機をつくり、メヒアと木村文の連続適時打で5対0とリードを広げます。
野上は5回にソロ本塁打を許すも、その後は追加点を許さず6回1失点で降板。与えた四球はわずか1つという内容でした。
終盤はリリーフ陣が無失点に抑えていき、8回にメヒアがダメ押しとなる1号ソロホームラン。9回は増田が抑え、今季ホーム初勝利となりました!
今日のヒーローは、栗山選手と野上投手です!
-まずは、初回2ランホームランの栗山選手です!おめでとうございます!
(栗山)ありがとうございます。
-大きく流れを引き寄せるホームランになりました。
(栗山)先制点を浅村がしっかり取ってくれたので、比較的楽に打席に入れましたけど、思い切っていけていい点が入ってよかったです。
-先制が入って、1アウトランナー1塁。初球からいきましたが、ある程度初球から振っていく意識があったのですか?
(栗山)甘い球さえくればということで、いく気はありました。
-難しい球に見えましたけれど、そうでもなかったですか?
(栗山)打ってみたらそうでもなかったかもしれないですが、映像で見たら難しい球かもしれないです。
-連敗を止めてホーム初勝利となりました。今シーズンのチームの戦いぶりというのはここまでどう見ていますか?
(栗山)すごく積極的にいい野球ができてると思いますし、3連敗で迎えたので、なんとか今日は勝ちたいなという気持ちがみんな出たと思います。
-チームを引っ張る栗山さんから見て、今シーズンは監督もかわりました。今年のチームの「ここを見てほしい」というところを皆さんにアピールしてください。
(栗山)積極的にミスを恐れず、そして隙のない野球を目指してやってますので、そこを見てください!
-続いては、野上投手です!6回1失点で今季初勝利。おめでとうございます。
(野上)ありがとうございます。
-シーズンの初勝利、違いますか?
(野上)前回、中途半端なピッチングだったので、今日は3連敗で絶対負けたくない試合だったのでよかったです。
-試合途中、コーチからもボールのキレ、コントロール、言うことないという言葉が入ってきました。野上さん自身はどうでしたか?
(野上)言うことないです!
-なにが一番よかったから最少失点に抑えられたと思いますか?
(野上)真っすぐがよかったので、あとはテンポもよく投げられたのでよかったです。
-初回の3得点というのは投球にどんな影響を与えましたか?
(野上)どんどん攻めていける点差だったので、3点というのは本当にありがたかったです。
-これで1つ勝って、今シーズンは岸投手が抜けたシーズンとなります。野上さんはどんな覚悟・目標を持ってシーズンに臨んでいきますか?
(野上)ぼく自身は岸さんが抜けても関係ないので。自分の仕事をできるようにがんばります。
-どこまで勝ち星を伸ばしていきましょうか?
(野上)二桁をがんばります!
-楽しみにしています。
(野上)ありがとうございました!
ヒーローインタビュー動画
辻監督コメント
(本拠地での初勝利について)
私も待ってましたけど、ホッとしました。
(浅村の先制打について)
本人も昨日のチャンスで打てなかったのがあったんじゃないかと思いますが、そういう中でしぶとく打ってくれましたね。
(初回の栗山の一発も大きかった?)
もちろん。あの2ランで1点が3点になったわけですから、大きいホームランでしたね。
(タイムリーとホームランを打ったメヒアについて)
3回の2アウトからのメヒアのタイムリーと木村文のタイムリー、あの2本が本当に大きかったですね。
(野上のピッチングについて)
強打者が多い中、タイミングをうまくかわしながら丁寧に。ただ、あのホームランだけはしかっておきました。ああいうところできっちりと抑えておかないとそこからほころびが出てきますから。次はああいう失投がないように言っておきました。
(野上投手を100球未満で代えたことについて)
ここのところ牧田も投げてなかったですし、球数的にもどうかなと考えました。
(無失点に抑えたリリーフ陣の投球について)
シュリッターがフォアボールを出したりしましたが、うちの戦い方としてこのうしろの3人がきちっと抑えてくれれば勝ちパターンになりますので、そこまでにしっかり点を取れるようにして勝ちゲームにつなげていくことが一番いいんじゃないかなと思います。
(カード勝ち越しをかけた明日のゲームについて)
今日は勝ちましたが反省する部分がいっぱいありました。逆に負けた試合より勝った試合の方がその部分が多かったので、そういうところをしっかりとコーチに伝えて、身を引き締めて明日の戦いに勝てるようにがんばります。