vs福岡ソフトバンク 第1回戦
先発・菊池は2回に先制の一発を許すなどし3点を失いますが、3、4回と続けて無失点に抑えて立ち直りを見せます。
するとその裏、相手先発・和田に対し源田が安打で出ると、プロ初盗塁を決めて好機を広げます。このあと、中村に適時打が出て1点を返します。
5回には、ライトの守備で好守を連発している木村文が安打と盗塁を決めると、その後田代がセンターの頭上を越える適時三塁打を放ち、2対3と1点差に。田代にとってプロ初打点、プロ初の三塁打となります。このあと試合が成立し、栗山が史上187人目となる通算1,500試合出場を達成。スタンドから大きな拍手が送られます。
メモリアルな試合を勝利で飾りたいところでしたが、6回に内川に今日2本目の一発を許し2対4に。それでも力投を続けた菊池は、7回まで投げます。
すると8回、炭谷、秋山、源田に安打が出て1死満塁の大チャンス。ここで中軸に回りましたが、あと一本が出ず。連敗を止めることができませんでした。
辻監督コメント
(菊池について)
6回の2本目のホームランが痛かったよね。あの1点は効いたね。
しかし2回に打ち取った打球をエラーしたことがすべて。タイムリーエラーだからね。
そのあとも強いファーストゴロでゲッツーが取れないせいで2点目3点目につながったわけだから。
開幕してここまでの試合で一番やっちゃいけないような失点。あのミスは大きかったかな。
(盗塁など足を絡めていたが手応えは?)
4回にいいかたちで点を取ったり、8回には満塁を作ったり粘り強くやってくれた。
8番から炭谷・秋山・源田と3本ヒットを打ってチャンスを作って、あそこで一本出ていたら展開が変わっていた。
(8回、チャンスで浅村・中村に打席が回ってきたが)
出なかったね、一本が。あそこでいっておきたかったけど。
一番いいシチュエーションができて、調子いい2人のとこで取れなかったらそれはしょうがないけど。
(木村文は守備でも再三いいプレーをしていた)
彼は守備がいい選手。ヒットも打ったし、足もある。
同じ外野の秋山も深い当たりを取るし、木村文・秋山・田代の3人が組むと、肩もいいし外野守備は任せられる。
(源田は左ピッチャーでも2番起用)
もちろん。左投手でも問題ない。
8回の1アウト1・2塁でも、迷ったけどあいつだったら絶対当ててくれるんじゃないかなって。
最初の田代のタイムリーで外野が前進守備をしていてびっくりしていたら、今度は後ろに守ってて「詰まって前に落ちたらいいな」と話してたら落ちた。
当ててくれれば何か起こるし、こっちも勇気を持ってランナーを走らせることができるからね。
そういうところで意識高くやってくれたら、選手たちもランナーが走ったらミートを心がけて、全員の選手がそういう意識を持ってくれたらいいかなと。
(3連敗しているが)
戦い方がいいからって負けるわけにはいかんから。ここで一本っていう、そういう場面を逃してしまったからね。
しかし0対3から2対3まで、そこまで踏ん張ったんだから、選手たちは明日またがんばってくれますよ。