

vs福岡ソフトバンク 第25回戦
今季最後となるホークス戦は、2回に外崎の一発で3点を先制。4回には坂田に2点適時二塁打が生まれリードを広げます。
その後反撃を受ける中、浅村の2試合連続となる24号ソロ本塁打などで打ち合いに持ち込み、逃げ切りに成功しました。
【今日出場選手登録の外崎がいきなりの一発!】
今季大きく負け越しているホークスに一矢報いたい試合。その流れをつくったのは、8月5日以来の一軍出場となった6番・外崎でした。今季初対戦となる相手先発・バンデンハークから2回に無死2,3塁の好機をつくると、続く外崎は高めに浮いたスライダーを振り抜きます。打球は高く上がりながらも伸びていき、センターフェンスを越える3点本塁打に。これが今季一発目、そしてプロ2本目となった外崎は、スタンドの大歓声を浴びながらダイヤモンドを一周しました。外崎はその後も安打を放ち、3安打で自身初の猛打賞を記録。守備でも好守を連発しています。
ファームでは8月28日から9月10日までの7試合で7本塁打を放っていた外崎。「ファームでやってきたことを全力でやろうと試合に臨みました」と振り返ったとおり、二軍で培った長打力を一軍でも発揮する、最高の結果を残しています。
【外崎とともに3打点とした坂田!】
外崎の活躍に呼応したのが、外崎のあとを打つ7番・坂田でした。4回に外崎の安打などでつくった好機で、右中間を真っ二つに破る適時二塁打を放ち、2人の走者をかえします。
4対6と追い上げられた6回にも、外崎の今日3本目となる安打などで再び好機を演出。続く坂田が、今度は流し打ちで左前適時打とし、この日3打点の活躍となりました。
あさってから今季最終カードとなるファイターズとの2連戦が、西武プリンスで行なわれます。残り少ない試合をすべて勝ち抜くべく、全力で戦いましょう!
今日のヒーローは、坂田選手と外崎選手です!



-まずは2安打3打点の活躍、坂田選手です!
今日は激しい点の取り合いになりましたけれども、しっかりと制しましたね。
(坂田)緊張感のある試合の中でやらせてもらってるので、最後まで気が抜けずに、いい経験ですね。
-まずは4回の2点タイムリー2ベース。どんな思いで放ちましたか?
(坂田)その前の打席でストレートで三振していたので、バットを短く持って、必ずバットに当てようと思って思い切り振りました。
-その修正であの結果につながったのですね。
(坂田)うまく修正できました。
-さらには6回にも貴重な追加点のタイムリー。あの一打はいかがでしたか?
(坂田)強行で打たせてくれたので、なんとか結果を残していこうと思っていい結果につながりました。いやあ、本当に嬉しいです。
-気持ちがこもったようなお言葉でしたが、結果といえばチームとしましても力のある相手・バンデンハーク投手に昨年1度も勝てなかったのですが、今シーズン初対戦でしっかり攻略できました。これも大きいですね。
(坂田)1打席目立ったときにめちゃくちゃ速くてどうしようと思ったんですけど(笑)、なんとか当てました。
-昨日、今日とスタメンで、いい結果も続いています。アピールになっているのではないですか?
(坂田)久々のスタメンですけどぼくも必死なんで、しっかり結果を出してまだまだがんばっていきたいと思っています。
-チームにとりましても最後の週末のゲームということになりました。本当に多くのファンの皆さんが応援に駆けつけてくださいましたので、メッセージをお願いします。
(坂田)本当にたくさんの応援ありがとうございました。あと2試合ですが、ぼくたちも最後までしっかりがんばるんで、応援よろしくお願いします!
-今後のバッティングも期待しています。
(坂田)ありがとうございます!
-今日はもちろん、この人にもご登場いただきました。昇格即スタメンで3ランホームランを含みます3安打猛打賞の活躍、外崎選手です!この大歓声です!
(外崎)ありがとうございます!
-まずは今日、昇格即スタメン。スタメンといいますと5月17日以来だったんですけれど、どんな思いで試合に臨みましたか?
(外崎)少ないチャンスを自分の持っている力でなんとかモノにできるように、という必死な思いでこの試合に取り組んできました。
-その必死な思いが乗った最初の打席、いきなりの3ランホームラン。あの当たりは手応え、そして入った瞬間はどんな気持ちでした?
(外崎)久しぶりの一軍の打席ということで、必死に自分らしいプレーをどんどん出していこうという風に思って、どんどん振っていった結果が、ああいういい結果になったので。あまり打った瞬間とか、感触とかは覚えていないのですが、ベースを周っているとき「がんばってきてよかったな」と思いました。
-今シーズン第1号が飛び出して、そのあとヒットも続いて今日は3安打猛打賞。外崎選手にとって初めての猛打賞が本当に大きな形で出ましたね。
(外崎)ヒットがいい形でチームの勝利につながってくれているので、本当に嬉しく思います。
-そのヒットがチームの勝利にもつながりましたし、守備でも超ファインプレーがありました。攻守に渡っての活躍になったのではないですか?
(外崎)必死にやった結果、いいプレーにつながったのでよかったです。
-今日は優勝争いをするホークスとの試合でしたけれども、今度はまたファイターズとの2試合が待っています。そこに向けての意気込みを踏まえまして、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
(外崎)相手がどこであろうとも、自分たちは自分たちのプレーをするだけだと思っているので、あと2試合、一試合一試合全力で戦い抜いていきたいと思います。
-最後まで全力プレーを期待しています。
(外崎)がんばります!
ヒーローインタビュー動画
田邊監督コメント
(中盤はクロスゲームになった)
追い上げられましたけど、何とか地道に中盤に1点1点取れたのが大きかったと思いますね。
(外崎が昇格即結果を出したことについて)
ここのところ調子がいいということで、思い切って6番で使ったのが、非常にいい結果が出ましたね。(活躍予想については)誰もしていないでしょうね。何とかヒットでつないでほしいという気持ちはありましたけど、ぼくもすごい驚きましたね。ここにきて彼も来シーズンに向けて競争の中で結果を今出したことは、自信になりますね。
(坂田について)
彼の場合は1本ヒットが出ると、2本、3本と調子に乗っていくタイプなんでね。少ないチャンスで、死にもの狂いでレギュラーポジションをつかもうとしているので、がんばっていってくれればと思います。
(多和田について)
3点取られたところで、良いボールはあったが、コントロールに苦しんだ部分があった。ボール自体はナイスボールでしたけど、判定がボールということで苦しいピッチングになってしまいましたね。
(多和田の今季のピッチングを振り返って)
ここまで積み重ねた勝ち星と負け数が同じくらいになっているので、負け数を少なくもっていってほしいと思います。
(残り2試合について)
あと2つですからね。全力で2つ勝つつもりでチーム一丸となってやるだけです。ファンの期待に応えられるようにがんばります。