

vs千葉ロッテ 第25回戦
岸とスタンリッジの両先発が譲らぬ好投を演じる中、5回に呉の適時打で先制。岸は試合途中でプロ通算1,500投球回を達成し好投を続けていましたが、9回に同点弾を許し延長戦に入ります。
その後、同点で迎えた11回に浅村が勝ち越し弾を放ち、これが決勝点に。自身3年ぶりとなる20号に到達する一発で、今季最後となるマリーンズ戦を勝利で飾りました。
【節目の記録を達成した岸が勝利投手に!】
9月最初の登板となった先発・岸は、序盤からカーブを生かして安定した投球を披露。土肥投手コーチも「登板間隔が空いたが自分のフォームで投げられている」と高く評価します。
中盤に入り、5回も無失点に抑えた岸は、ここで試合が成立。3回を投げ終えた時点で達していたプロ通算1,500投球回を達成し、花束を受け取ります。
その後、完封勝利をかけて1点リードのまま9回のマウンドに上がった岸ですが、先頭の角中に一発を許し、同点に。しかし10回も続投する気迫を見せると、11回に浅村がそれに応える勝ち越し弾。見事8勝目を挙げました。
8月16日のプロ通算100勝に続く、新たな節目の記録。獅子が誇るエースのさらなる活躍に、期待がかかります。
9月17日からは9連戦がスタート。その最初の3連戦は、再びエメラルドユニフォームを着用して臨みます。ここでさらに勝利を積み重ね、連戦に弾みをつけましょう!
今日のヒーローは岸投手です!
-勝ち投手、おめでとうございます。
(岸)ありがとうございます。
-9回に追いつかれはしましたが、見事なエースらしいピッチングだったんじゃないでしょうか。
(岸)あのまま完封したかったんですけど、ぼくの失投だったのでしょうがないと思って切り替えて、球数も少なかったのでもう一回いこうと思って投げました。
-そこまではストレートもよくて、岸さんらしいカーブもよかったと思います。ご自身での今日のピッチングの手応えはどうだったんですか?
(岸)普通ですけど、最後の最後で真っ直ぐもちゃんとスピードが出たし、よかったなと思います。
-体調不良もあって登板間隔も少し空きましたが、そういった意味での今日のマウンドはどうだったんですか。
(岸)迷惑をかけたので、今日は一人で投げたいなと思ってましたのでよかったです。
-浅村選手が「岸さんが10回まで投げているのであそこでホームランを打ててよかった」と。チームメートがかなり後押ししてくれたと思いますが?
(岸)アサ(浅村)にも守備でも助けてもらいましたし、そして最後ホームランも打ってもらって、感謝してます。
-残り試合が少ない中で、チームの勝利はもちろん、岸さんとしても、二ケタ勝利という目標があるかと思いますが、今後の登板に向けてはいかがですか?
(岸)一つも負けないで、全部勝つつもりで最後までがんばりたいと思います。
-今日のヒーローは岸投手でした!
(岸)ありがとうございました。
ヒーローインタビュー動画
田邊監督コメント
岸は10回は自分から行くと言って投げた。本当によく投げてくれたよ。
浅村もあの場面でよく打ってくれた。
もう少し打線が奮起して、点をとってやらないとな。