試合情報

初回から無死満塁の好機をつくり2点を先制すると、その後も追加点を奪い4点をリードして試合後半に入ります。6回に反撃を受け1点差とされるものの、その裏に浅村と中村の適時打で敵を突き放します。その後も攻め続けて終盤に加点し、2ケタ得点で逃げ切りました。チームは連勝を5に伸ばすとともに、4カード連続の勝ち越しを決めています。また、9回には豊田が今季初登板を果たし、無失点で試合を締めています。

【敵の反撃を止めた小石の好リリーフ】
5対1で迎えた6回に反撃を受けて1点差に迫られ、なおも1死1塁。ここで3番手・小石がマウンドへ上がります。小石は岡田を打ち取り2死2塁となったところで、右打者の代打・井口が登場。しかし、フルカウントから低めの変化球でバットを振らせ、マリーンズの流れを断ち切る大きな仕事を果たしました。

【秋山が好調な打線をけん引！】
昨日の試合で本塁打を含む2安打を放った1番・秋山。初回に四球を選び先制点のきっかけをつくると、4回には「引っ張れるボールだけを待っていました」と振り返ったように、相手先発・関谷の直球が甘く入ったところを思い切り引っ張ります。打球は右中間を真っ二つに割る、適時三塁打に。その後、相手のバッテリーミスで生還し、リードを広げる5点目のホームを踏みます。

秋山は1点差に追い上げられた直後の6回、左前安打を放ち、これもその後の3番・浅村と5番・中村の適時打を呼び込みました。さらに7回には犠飛を放ち、2安打2打点としています。

今日の試合を含め、この5連勝中全ての試合で5点以上を挙げているライオンズ打線。好調な打撃陣が、この後の試合でも機能していきましょう。

明日は「ライオンズ フェスティバルズ 2016」最終日。エメラルドの力を最大限に発揮し、連勝を伸ばしましょう！

-まずは投のヒーロー、最終回をしっかり締めました、豊田投手です！
この歓声、いかがですか？

(豊田)1年2ヵ月ぶりに戻ってこれて、こんな大勢の中で投げるのは久しぶりなので緊張しました。

-その緊張のマウンド、どんな意識でマウンドに上がったのですか？

(豊田)絶対抑えなきゃいけないと思っていたんですけど、いきなり初球を打たれてちょっと慌てました。

-慌てながらもしっかり最後のピンチを切り抜けました。良かった点としてはいかがですか？

(豊田)必死だったんで、なんとか抑えないと一軍に生き残れないので。これからも一試合ずつ、一試合でも多く投げられるようにがんばります。

-まずは帰ってきたというマウンド。そのマウンドを終えてホッとしている感情になっているんでしょうか？それとも次に向けての思いなのでしょうか？

(豊田)正直、明日も試合があるんですけど、だいぶホッとしています。

-ケガがあって、ファンの皆さんも心配していたと思うのですが、そのあたりの心配は払拭されましたか？

(豊田)はい。大丈夫です！

-この拍手が今後の豊田投手への期待になると思います。その拍手に応える意気込みをお願いします。

(豊田)少し出遅れたんですけど、これから一試合でも多く投げてチームに貢献できるようにがんばります。また応援よろしくお願いします！


-続きまして、打のヒーローにお越しいただきました。見事なタイムリー3ベースヒットを含みます、2安打2打点の活躍、秋山選手です！
それにしても今日は打線爆発、快勝となりましたね。

(秋山)今、すごくいい流れがあると思うので、そこの中で打たせてもらったのかなと思います。

-その流れに乗ったという、4回のタイムリー3ベースヒット、あの一打というのはどう振り返りますか？

(秋山)本当はもうちょっと一二塁間の方を狙ってたんですけど、詰まったのが逆にいいところに飛んでくれて。
あそこでちょっといやな流れになりかけたので、なんとかつなごうと思って打席に入ってました。

-そのあと1点差に詰め寄られて、流れもどうなるかわからないという中での、あの6回の攻撃もまた見事だったと思うんですが、あのあたりのヒットはどうでしたか？

(秋山)とにかく塁に出ようと。その思いだけです。

-そしてそのあとには貴重な追加点となる犠牲フライ。あれが10点目になったのですが、今シーズン2ケタ得点というのはこれが5度目。ここから勢いに乗っていきたいですね。

(秋山)点はいくらあってもいいと思うので、ああいうところで点を取れないとまた相手も息を吹き返すところもあるので、なんとか最低限の仕事はできたかなと思います。

-秋山選手自身は、昨日からまた1番に戻っていますけれど、昨日はいきなりの先頭打者ホームラン。そして今日はこの結果。1番という打順にはどう感じていますか？

(秋山)あまり意識はしてないのですが、やらせてもらえる打順でしっかり自分の仕事さえできればいいと思っているので、その気持ちだけ持って試合に臨んでいます。

-そういった意味では、昨日今日としっかり仕事ができているということになっていますね。

(秋山)そうですね。

-チームはこれで5連勝。そして4カード連続の勝ち越しが決まって勢いに乗っています。チームの雰囲気をどう感じていますか？

(秋山)一つ油断があるとああいう苦しい時期になってしまうので。それぞれ気を引き締めてつなぐっていう気持ちが打線の方にあると思いますし、ピッチャーもすごくがんばってくれているので、それがかみ合って勝ちにつながっているかなと思います。

-当然ファンの皆さんも、この連勝がどこまでも続いてほしいと願っていると思います。そのファンの皆さんに明日以降の意気込みを踏まえまして、メッセージをお願いします。

(秋山)明日、最後の「ライオンズ フェスティバルズ 2016」になるので、やっぱり自分たちも勝って終わりたいと思いますし、いい思い出のユニフォームで終わりたいので、なんとか勝てるように一生懸命やりますので、応援よろしくお願いします！

-明日も勝利を期待しています。

(秋山)がんばります！

(今日の試合の攻撃面について)
序盤に得点して主導権を握れたことが大きかった。
6回に3点取られて1点差に追いつかれ、もつれるかと思ったんだけど、
その直後にすぐ3点取れた。ここが一番大きかった。

(打撃好調の要因について)
中村が加わったことで打線に厚みができ、相手にプレッシャーを掛けることができていると思う。
あと一本が出ているのが、チームの連勝につながっている。

(先発・十亀について)
四球もあったけど、最少失点で切り抜けてくれた。要所でダブルプレーもとれて上々の十亀の投球だったと思う。

(6回の継投について)
6回の「山」が十亀にはあるので、早めに交代させた。次回は1イニングでも長く投げてくれることを期待している。

(ブルペン陣について)
点差が開いていたということもあり、いろいろ試した。
ポーリーノについては初めての中継ぎで課題も出てきたと思うんで、次回は調整して抑えてほしい。
豊田は走者を出したけど、あとは落ち着いて投げてくれた。
次はランナーを出さずにきっちり抑えてくれることを期待している。

(4カード連続勝ち越しについて)
今まで何カードも連続して負け越していたんで、一つでもカード勝ち越しができるようにしたい。

明日もこの勢いに乗って勝ちたい。