試合情報

序盤に3点をリードされるも、4回に集中打を浴びせて逆転に成功。その後も秋山の10号ソロ本塁打などで追加点を挙げ、逃げ切りました。
勝利投手の岸が、プロ通算100勝を達成。さらに、その岸をリードする炭谷がプロ通算1,000試合出場を達成する、メモリアルな一勝となっています。

【岸がプロ通算100勝を達成！】
序盤3回までに3点を失った岸。しかし、4回に打線の援護を受けて逆転してもらうと、ここから直球にキレが生まれ、4、5回と続けて3者凡退に。1点のリードを守って試合後半に入ります。

エンジンがかかってきた岸は、7回には松田と長谷川を連続三振に仕留めるなど、これで4イニングス続けて3者凡退に。2点リードで迎えた8回は1点を返されるも、後続を仕留めてリードを死守。この日プロ通算1,000試合出場を達成した捕手・炭谷とのバッテリーで勝利を手にしました。

プロ10年目で、史上134人目となるプロ通算100勝を達成した岸。節目に到達した岸が、次の大台に向けてさらなる活躍を見せていきます。

【岸を援護した打線の集中打】
0対3と序盤からリードを広げられますが、簡単にはホークスに流れを渡しません。4回に無死2塁として打席に入った3番・森は、相手先発・武田の変化球が高めに浮いたところをとらえ、適時打とします。
その後も、4番・メヒアのフェンス直撃の二塁打、5番・浅村の左中間を破る適時二塁打と続き、3対3の同点に。なおも6番・栗山と7番・渡辺直が四球を選んで無死満塁と好機が広がり、8番・呉が押し出し死球で勝ち越し。苦手としていた武田の勢いを止める、集中攻撃となりました。

あさっては京セラD大阪に舞台を移し、再びホークスとの試合となります。勢いに乗って次のゲームも制しましょう！

-今日のヒーローはこの方しかいません。今シーズン6勝目、そしてプロ通算100勝目を挙げた岸投手です。おめでとうございます。

(岸)ありがとうございます！

-今日は100勝目のかかった戦いでした。どんな気持ちでマウンドに上がりましたか？

(岸)先制点をあげてはいけないとは思っていたんですけど、グダグダと先に3点取られてしまって、そんな中、野手の方が苦手な武田くんから何とか点を取ってくれたので、もう一度気を入れ直して投げようと思いました。

-それは4回から7回のことでしょうか。

(岸)はい。

-自身の状態としては今日はどうだったのでしょうか？

(岸)まずまずだったんですけど、4回くらいからちゃんと良いピッチングができたので、あと銀（炭谷）のプロ通算1,000試合出場の達成もあって、しっかりしないといけないなと思いました。

-今日の一戦は、バッテリーとしても記念すべき一戦になりましたね。

(岸)はい。この100勝のうち半分以上は銀と組んで積み重ねた勝ち星なので、銀仁朗と一緒に達成できたのは嬉しいです。

-このあと炭谷選手に何と声をかけますか？

(岸)やっぱり「ありがとう」と言いたいです。

-ここまで10年かかりましたが振り返ってみて、一瞬では振りかえられないとは思いますが、この100勝というのはいかがでしょうか？

(岸)ここまでやれるとは思ってなかったんですけど、たくさんの方に支えられてここまでこれたので、ここで終わりではないんですけど、たくさんの方に感謝したいと思います。

-それでは最後にたくさんのファンの方が見ています。メッセージをお願いします。

(岸)もっともっと勝ちたいと思います。お願いします。ありがとうございました。

今日は4回に相手投手の制球の乱れに乗じて、よく点を取ってくれたね。

岸は途中、点を取られたけど尻上がりによくなった。
今日で100勝だけど、チームのエースとしてやってきた証だな。
これからもどんどん勝ち星を重ねてもらいたい。

残り試合も少ないので、一つずつ勝ちを狙っていく。
これからも気を引き締めてやっていきましょう。