

vs北海道日本ハム 第15回戦
好調なファイターズとのカード初戦。先発・岸は球数を要しながらも粘りの投球を見せ、6回2失点。その間、中村の適時打で1点を返しましたが、終盤にリードを広げられてしまい勝利はなりませんでした。
【大石が好救援を見せる】
1対2と1点をリードされて迎えた7回、この回から救援陣が登場。まずは2番手・野田が登板し、1死1塁となったところで降板。3番手・大石がマウンドへ上がります。中軸の陽を打ち取ると、続く中田は内角を突く直球で見逃し三振に。逆転への流れをつくるべく、気迫十分の投球で好リリーフを見せました。
【粘りと足で好機をつくった金子侑】
序盤3回まで相手先発・メンドーサから得点を奪えずにいた打線。しかし、3回は7番・金子侑が14球、8番・炭谷が9球粘るなどメンドーサに多くの球数を投げさせ、続く4回の中村の適時打につなぎます。
金子侑は5回にも内野安打で出塁すると、盗塁も決めて好機を拡大。足を絡めた攻撃で、存在感を発揮しました。
明日はポーリーノが先発。来日初勝利へ向け、打線が援護していきたいところです。
田邊監督コメント
(攻撃につながりがなかったが)
ミスがあり。これじゃ点は入らない。
何とかしようという気持ちはあるけれども、大振りというか、今日のメンドーサは球が動くわけだし、ちょっと大振りが多かったかな。
(攻撃でのミスについて)
打球判断もあるし、栗山が打ったファーストゴロのところでもファーストがベースタッチしてランナーを追ってるんだから、挟殺でもしてくれてたら、サードランナーがかえって1点入っている。
センターに上がったフライも一目散に走ってしまって。守備位置とか確認してなかったのかな。
(岸の投球について)
何とか2失点と粘ってくれたけど、打つ方が打てなさすぎて。ミスもありで。そういうところで接戦を結構落としてる。
(自力でのクライマックス進出が消えたことについて)
同一カード勝ち越しがないし連勝もない。当然こういう位置に甘んじてしまうでしょう。
(巻き返しのカギは)
接戦に関しては、うしろのピッチャーが何とか失点を抑える。
打つ方も何とかつなげて1点を取りにいく。先発が試合を作っているわけだから、そういうところで大きくリードされているわけじゃないので。
なんとか打線が奮起して1点でも取りにいくと。最近は点も取れてないのでね。そういうところだと思う。