試合情報

序盤にメヒアが先制弾を放つも、小刻みに点を許し逆転されます。中盤以降に打線が好機をつくるもあと一本が出ず。終盤にはリードを広げられてしまい、今カード負け越しとなりました。
9回には森がC.C.リーとのバッテリーで捕手につき、無失点に抑えています。

【難しい球を捉えたメヒアの先制弾】
2回、無死1塁の場面。相手先発・ディクソンが6番・メヒアに投じたのは、キャッチャーの構えたところにくる内角低めの直球。しかし、メヒアがこれを完璧に仕留めました。鋭い打球はセンターバックスクリーンに突き刺さり、先制の26号2点本塁打に。「多和田になんとか勝たせてあげたい」という思いから生まれた一発になりました。

【ルーキー・呉がプロ初安打を記録】
7番・遊撃でプロ初出場初先発を果たしたルーキーの呉。2打席凡退となったあと、2対3で迎えた6回の第3打席。ディクソンの大きく曲がるカーブが高めに浮いたところを振り抜き、鋭い打球があっという間に二遊間を抜けていきます。呉のプロ初安打に、スタンドからは大きな歓声が上がりました。

明日からは前半戦最後のカードを西武プリンスドームで迎えます。交流戦途中からカード勝ち越しがないライオンズ。イーグルスを相手になんとか白星を重ねたいところです。

(失点の仕方について）
不運な当たりで、それがセーフになってみたり。

(セーフティースクイズのメヒアの守備について)
あそこはいっぱいいっぱい。下からスローしたよね。距離もあってタイミングもあってね。それはもうしょうがない。

(多和田について)
ワイルドピッチを続けて、ランナーを進めて。
いいボールもあるんだけども、ああいったありえないようなワイルドピッチというのをやってしまうところが、まだ課題が残ってしまうのかな。
立ち上がりはまずまず良かったんだけど、味方が点を取ったその後にランナーを出したり、ワイルドピッチだったり、非常にもったいないところであったと思うね。

(森の捕手起用について)
点差も離れたので、キャッチャーでいこうと。(またチャンスがあれば）徐々に。（後半戦は最初からマスクをかぶることも）ゼロではないね。

（呉について）
早めにスタメンで出して、早めに初ヒットが出た。本人も気持ち的には楽になったかな。落ち着いてファウルで粘ってなんとかというところも見られたので、非常に期待できそうな選手ではありますね。

(4回の挟殺でのダブルプレーについて）
サードランナーがスタートを切って、ファーストがホームへ投げて、何とか粘ってほしかったんだけれども。キャッチャーの追いが良くて、メヒアも欲張ってサードにこなければよかったんだけどね。
ついついサードランナーが粘ってくれるものだと思って、スルスルと出たところで、サードランナーがアウトになった。（メヒアはセカンドから）半分以上出ていたからね。
なんとか欲張らずにセカンドで止まってくれていても良かったのかな。