

vsオリックス 第13回戦
先発の野上は初回に1点、3回にも1点を与えリードを許しますが、その後は立ち直り4回以降は得点を与えない粘りの投球を見せました。打線が力投に応えたいところでしたが、相手先発・松葉を捉えることはできずそのまま試合終了。連勝とはなりませんでした。
【野上が7回途中まで投げ2失点の粘投】
先発のマウンドに野上が上がりますが、4月以来となる勝ち星を挙げることはできませんでした。初回、糸井の適時打で1点を与えると、3回にも糸井のソロ本塁打で2点目を献上。しかし、その後は持ち味の打たせて取る投球で相手打線をテンポよく打ち取りました。4月26日以来となる7回のマウンドに上がるなど試合後半に調子を取り戻しただけに、前半の失点が悔やまれる投球内容となってしまいました。
【追加点は許さず 野田、小石の好リリーフ】
7回途中、野上がピンチを招いたところで野田が登板。2死2,3塁で今日2打点の糸井を迎えますが、外角いっぱいの直球で見逃し三振。試合を決められかねない状況で追加点を阻むと、8回からは小石がマウンドへ。わずか7球でこの回を3者凡退に抑えるなど、2イニングスを投げ無失点に抑えました。2人のサウスポーがしっかり役割を果たし、リリーフ定着へ向けアピールしました。
明日は多和田が先発。打線の豪快な攻撃で、ルーキーに本拠地初勝利をプレゼントしましょう。
田邊監督コメント
(初回の攻撃について)
唯一のチャンスだな、あそこが。あそこで1点でも入れば展開は変わってただろうけど。
初回にチャンスを逃してからほとんどノーチャンスで、尻上がりになった向こうのピッチャーを調子に乗らせちゃったかな。打ちあぐねている間にね。
(野上について)
ホームランはあったけれど、それ以外は何とかゲームは作ってくれた。いかんせん今日は打線の方が援護できなかったというところがちょっと。野上には申し訳なかったね。良いピッチングをしただけにね。
(ルーキー・野田について)
結果を出してくれてる。与えられたポジションでしっかり仕事をこなしているんで、評価しなきゃいけないでしょう。