

vs北海道日本ハム 第6回戦
初回にメヒアの犠飛と浅村の適時打で2点を先制。2回には秋山の犠飛で加点し、追いすがるファイターズからリードを守ります。しかし、先発・高橋光成が6回に崩れ、逆転負けを喫しました。
【高橋光成が中盤まで粘投も…】
自身初対戦となるファイターズに相対した先発・高橋光成。持ち味であるしっかり腕を振るピッチングで、初回を内野ゴロ3つに抑えます。その後2、3回と失点するものの、打線の援護もありリードを守ると、4、5回は相手打者の芯を外して3者凡退に。土肥投手コーチが「ストレートは走っている」と評価したように、直球主体の組み立てで相手打線を仕留めます。
3対2とリードしたまま迎えた6回。バックのミスもあり1死満塁のピンチを迎えます。持ち前の粘り強さを発揮したい場面でしたが、押し出しの死球で同点とされると、その後暴投で走者をかえすなどし、この回途中で降板となりました。
崩れた6回について「なんとかしてでも粘りたかった」と自身で話したとおり、越えなければならない壁が明確になりました。まだまだ成長過程にある19歳の若獅子。次の登板で課題を克服した姿を見せたいところです。
【打撃好調の浅村が11試合連続安打を記録】
この日5番で先発出場した浅村は、初回から好機で結果を出します。1点を先取し、なおも2死3塁とした場面で登場すると、相手先発・メンドーサから右中間を破る適時二塁打を放ちます。これで浅村は11試合連続安打を記録。そのうち、今日の2安打を含め複数安打は5回と、本来の打撃を取り戻してきました。
明日の先発は郭俊麟。今季2度目の先発登板で、久しぶりの白星をつかみたいところです。
田邊監督コメント
(6回に5失点を喫した)
勝ててないときは、ピッチャーにはミスでプレッシャーがかかる。そういう良い流れじゃないところで、きっちり守ってあげないと。あそこまでは競っていたからね。けれども今のチームの状態だとダメージは大きいね。
(点の取られ方もよくなかった)
そうだね。勝ち切れないというかね。そういうチームはこういうような負の連鎖が続いちゃうよね。
(暴投で初めてのコリジョンが適用された)
タイミングはアウトだったけれども、(高橋)光成の、左足が少しベースにかかってるということでしょう。コリジョンというよりは、光成のケガが…。踏んだり蹴ったりだったな。しょうがないな。
(その後の状況に影響は?)
ない。
(ベースカバーが慣れてないから難しい?)
そうだね。ピッチャーはそういうことはめったにないしね。少しは頭にあったんだろうけど、いつもの動きというか、流れの中で若干足がベースにかかったということでそこは今後しっかりやっていかないと。せっかくアウトのタイミングでもセーフになってしまうんで、たとえへっぴり腰になったとしてもベースにかからないようにしないと。
(メヒアの右手の状態について)
大丈夫。
(南川のボークについて)
しっかりプレートを外すっていうこと。プレートの後ろで外すんじゃなくて、その場で外しただけだったということ。
向こうにビッグイニングを作られちゃってるからね。ここんとこはしっかり守っていくしかないでしょう。
点は取ってるわけだから、何とかうまく回るように、かみ合うようにやっていきましょう。