試合情報

バファローズとの今カード2戦目は、中盤までにリードを奪います。終盤に反撃されるも、森が適時二塁打を放ち、そして4番手･増田が2イニングスを無失点に抑える好投を見せ、5対2で逃げ切りました。試合の流れを呼んだメヒアと浅村の活躍を振り返ります。

0対0で迎えた3回裏、2塁に走者を置いて打席には4番･メヒア。相手先発･山田の初球が甘く入ったのを逃さず、思い切り引っ張ります。打球は鋭いライナーとなり、左中間を襲う先制打に。「菊池投手を後押しする1点が取れてハッピーだよ」と振り返り、自身3試合連続となる打点を記録しました。

その後5回裏には、2人の走者を置いて5番･浅村が打席へ。フルカウントから低めの変化球を思い切りすくい上げた打球は、高く上がって左翼席へ飛び込みます。リードを広げる12号3点本塁打は、自身8月16日以来となる久々の一発になりました。「打った瞬間、入るか分からなかったので、『入ってくれ』と祈りながら走りました」という気持ちが通じ、浅村自身にとっても大きな一撃になっています。

また、先発･菊池がややコントロールに苦しむも、先制点をもらった後の4回と5回を3人で片付ける好投。5回無失点の投球内容で自己最多タイの9勝目をマークしています。

明日はシルバーウィーク最後の試合。この勢いに乗って3連勝といきましょう!

-今日のヒーローは投打のお二人です。まず1人目は今シーズン3セーブ目を挙げた増田投手です。
3点リードの8回からマウンドに上がりましたけど、どんな気持ちでマウンドに上がったんですか?

(増田)いつもそうですけど、任された所をしっかりと投げる事だけを考えて入りました。

-回またぎの難しさもある中、2イニングをヒット1本に抑えました。今日のピッチングを振り返っていかがですか?

(増田)いつも通りです。

-増田投手としては9月8日にプロ初セーブを挙げて、昨日今日で3セーブ目。クローザーを任されるという所に関してはどう感じていますか?

(増田)特にそういう意識をせず、任された所を投げるだけです。

-今シーズンは登板数、ホールドポイントもリーグトップと本当に大車輪の活躍になっていますが、今シーズン好調の要因については?

(増田)怪我なく開幕からしっかり投げられている事だと思います。

-チームも非常に大事な試合が続いていきます。明日以降への意気込みも踏まえてファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(増田)一戦一戦負けられないですけど、任された所をしっかり投げるだけなんで、頑張りたいと思います。


-続いては打のヒーロー、見事な3ランを含む2安打3打点の活躍をみせた浅村選手です。
さすがの一発、振り返っていただきたいんですが、1点先制した後こう着状態が続いた中、追加点が欲しい場面でチャンスの打席でした。狙いはどうだったんですか?

(浅村)とにかくヒットで追加点を取りたいと思っていたんで。まさかそれがホームランになるとは本当に思っていなかったんで、よかったです。

-フルカウントから低めのボールを打っていきましたが、手応えはどうだったんですか?

(浅村)いやもうマジで、まぐれです。

-手応えとしてはどうだったんですか?

(浅村)手応えは本当に良くて。でも、まさか入るとは思わなかったです。

-自身としては8月16日以来、実に1ヶ月以上ぶりの一発になったんですが、大事な局面でこの一発は乗っていけるんじゃないんですか?

(浅村)そうですね。本当に何にもしていないんで。不甲斐ない気持ちもありましたし、今日の一本で乗っていきたいと思います。

-チームもこのカード2連勝としました。当然3連勝を狙っての明日の試合になってきますが?

(浅村)本当に負けられないんで。なにがなんでも残り6試合全部勝つっていう気持ちで今は戦っています。

-明日の試合の意気込みも踏まえてファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。

(浅村)本当に負けられないので、ファンの皆さんの声援が本当に力になるんで、これからもよろしくお願いします。

序盤に1点は取ったが、その後になかなか点が取れなくて、何とか浅村が3ラン。少しリズムが楽になったかなという感じでした。

(浅村について)
1本出て1ヶ月と長いことが多い。その中で力みも入ってしまっているので、本当に力抜いてリラックスして打ってほしいんですけどね。これを機会に彼らしいバッティングをしてくれたらと思います。昨日のゲーム同様、みんなで何とかつなごうということが大前提で、各バッターが打席に立っているので、それは良い形、流れにできてますね。

(菊池について)
少しあれ? というところもありましたけど、まあ無失点に抑えたわけですから、本当にストレートの勢いもあったし、変化球も切れてたし、彼なりのピッチングをしてくれたと思います。

(継投陣について)
菊池が右のマメを怪我して、大事をとってそこで降板。そのあとの牧田は塁が溜まって、高橋朋、それから増田。ちょっと菊池はもったいないんですけど、まあしょうがないでしょう。牧田もまあまあ自分の投球ができたと思いますし、高橋朋も少し不安の残るピッチングでまだちょっと彼本来のピッチングには戻ってないので、早く戻してほしいですね。もう試合も残り少ないので。

残りの試合はもちろん負けられないので、本当に選手一丸となって勝利に向かっていきたいと思います。