試合情報

QVCマリンで迎えたマリーンズとの3連戦、第2ラウンドは先発･菊池が相手打線を圧倒。6対0で連勝を決めました。

菊池は初回、先頭の荻野貴に初球を打たれると、中前安打で出塁を許します。犠打で1死2塁とされますが、後続を断って無失点で立ち上がります。2回は1死から右中間にポトリと落ちる二塁打で得点圏に走者を置きますが、ここも力強い速球と鋭く曲がる変化球で、相手を寄せ付けません。3回、4回は3者凡退でペースをつかむと、5回、6回は走者を出すものの、いずれも次の打者に併殺打を打たせて3人で攻撃を終わらせます。

7回はデスパイネと井口に安打を許しましたが、代打･サブローを直球勝負で空振り三振に仕留めます。8回は四球と安打で無死1,2塁とされますが、球威は衰えることなくピンチを断ち切った菊池。8回を105球、被安打6、奪三振4、与四球2、無失点の投球内容で、今季8勝目をマークしました。

14安打を放ったライオンズ打線。主役はメヒアでした。1対0で迎えた3回には2死1,2塁から左前適時打を放つと、続く5回の第3打席には、左中間スタンドへ第24号の2点本塁打をたたき込みます。7回は中前安打を放つと、9回は高めの変化球を強引に引っ張って左前安打を記録。今夜は5打数4安打3打点の活躍となったメヒア。明日以降も大暴れしてもらいましょう。

1番･秋山は、3回に中前安打で出塁すると、6回には相手の3番手･藤岡から左前安打を放って、今シーズンの通算安打数を193まで積み上げます。これが球団の歴代最多記録に並ぶ一打となりました。プロ野球記録の更新に挑む秋山が、また一つの通過点をクリアしています。

明日は8月の月間MVPを獲得したルーキー･高橋光成が登場。プロ初となる中5日の先発マウンドに挑みます!

-ナイスピッチングでした!

(菊池)ありがとうございます。

-まずは今日のピッチング、振り返っていかがですか?

(菊池)大事な試合だったので、とにかく初回から飛ばしました。

-飛ばしたという中で特にストレートは、いかがでしたか?

(菊池)序盤はすごく良かったので、そこで先制点を取ってもらって楽に投げられました。

-チームも序盤から点を加えてくれました。見ていてどうでしたか?

(菊池)本来であればそこでもっともっと良いピッチングができれば良かったんですけど、終盤ちょっともたついてしまったので次はしっかり頑張りたいと思います。

-しかし7回のピンチ、サブロー選手への最後の一球はかなり力が入った150キロのストレートでしたね?

(菊池)たまたまいいところにいってくれたと思います。

-昨日は1点差の勝利でした。3位を争うクライマックスシリーズに向けて非常に大きな2連勝になりましたね。

(菊池)そうですね。試合数がライオンズの方が少ないので、一試合一試合全部勝つつもりでやっていきたいと思います。

-集まってくださいましたファンの皆さんにメッセージをお願いします。

(菊池)今日は応援ありがとうございました。明日は高橋光成が頑張ってくれると思うので、明日も熱い応援をよろしくお願いします!

-今日は見事な8勝目、菊池投手でした! おめでとうございました!

これも1勝だよ。
負けたら2敗に匹敵する試合だからね。

(菊池投手について)
球数も少なくまずまず。
後半、制球が乱れたので増田に交代させた。
今日は評価できる内容。
ちょっと不安はあるが今日に限っては良くやってくれた。
点も6点入っていたので楽に投げられたかな。

(秋山選手が球団記録に並んだことについて)
また新しい記録を作ってほしい。
昨年の秋、春季キャンプの取組からオープン戦、開幕からも打ち続けているから。
今シーズン不調がなく、コンスタントに打っているのがすばらしい。