

vs福岡ソフトバンク 第23回戦
ホークスとの今カード2戦目は、序盤にリードされるもじわじわと追い上げ、終盤に同点に追いついて延長戦に持ち込みます。しかし、12回に勝ち越しを許し4対5で惜敗。5時間を超える熱戦、勝利はなりませんでした。脇谷と大崎の活躍を振り返ります。
0対4といきなりリードを許しますが、1回裏に3番・脇谷が反撃を見せます。相手先発は150キロを超える直球を投じてくるバンデンハークですが、その球を力負けすることなく引っ張ります。打球は右中間フェンスを越える3号ソロ本塁打になりました。ホームでは自身今季初めてとなる一発に「着々と1点ずつ返していくん打ぁ!」と命名しています。
その後も脇谷が打点を挙げるなどし、3対4と追い上げて迎えた8回裏、相手投手・五十嵐に対し、好機で代打・大崎が登場。低めの球を引っ張り、しぶとく一二塁間を抜ける同点の適時打となります。この一打について「チームが何とか同点に追いつくんだという気持ちが、打たせてくれたと思います」と振り返った大崎。土壇場で追いつき、スタンドの熱気も高まりました。
明日は牧田が登板。今日の粘りを勝利へつなげ、カード勝ち越しを決めましょう。
田邊監督コメント
最初4点のビハインドでスタートしてよく追いついた。
どちらかというとこちらの方がチャンスは多かったように思えたんだけど、そこでもうひと押しできなかった。
最後、ピッチャーも残っていなかった。田中が出る前に決めたかったけど仕方ない。
(打線について)
あきらめることなく4点差を追いついたところは、うちも粘りが出てきたんじゃないかなと思う。
脇谷にしろ、浅村にしろ、四球だったり単打でつなごうという意識が出てきて、相手投手にも球数を投げさせているので、見極めていこうというのが出始めている。
(野上について)
野上はまだわからない。中継ぎが初めてだったから、これから2回、3回と試していかないといけない。