

vs北海道日本ハム 第19回戦
カード勝ち越しをかけたファイターズ戦。苦しい展開の中、6回に6点を奪う猛反撃。しかしわずかに及ばず、4時間を超えるゲームは8対11で敗れました。序盤に勝ち越し打を放った上本、反撃ムードをつくった栗山の打撃を振り返ります。
0対1と先制された直後の2回裏、相手先発・有原から2死1塁とし、まず7番・森が左翼への適時二塁打を放ちます。これで同点に追いつき、なおも2死2塁としてスタメンマスクの8番・上本が打席へ。高めの直球を打ち返した打球は、詰まりながらも左翼前に落ちる勝ち越し打になります。今季初安打初打点とした上本は、1塁ベース上で笑顔を見せました。「とってもうれしいです!!」と振り返った上本は、4回裏にも中前安打を放ち、この日2安打を記録しています。
大きく引き離されて迎えた6回裏には、秋山と脇谷の連続適時打で4対10と点差を詰め、なおも2死満塁として5番・栗山が打席へ。「とにかくバットに当てることだけ考えました」と振り返った当たりは、左中間を深々と破る一打となります。走者一掃となる3点適時二塁打を放ち、7対10に。この後も代打・渡辺直の適時打で1点を追加し、6得点。キャプテンの一振りで、逆転への機運が一気に高まりました。
明日は福岡に舞台を移し、十亀が先発マウンドへ。本来の力を発揮して連敗を止めましょう。
田邊監督コメント
(追い上げを見せたが)
序盤の失点が痛かったね。
序盤の失点と2回のノーアウト満塁の好機、点が入らなかったことが痛かった。
(郭俊麟は前回同様序盤での失点)
また同じことの繰り返しだね。
初回だけ良かったんだけど、ランナーを出してから弱さが出ちゃう。
そこのところが課題。
次回の登板は、ちょっと考えなきゃいけない。
(中村の出場について)
昨日そのため、早めに上げて今日に備えたので、問題ないでしょう。
(メヒアの具合について)
打撲。今日はアイシングで様子を見る。
抹消まではいかない。
(当たりの出てきた森について)
少しバットを短く持ってなんとかミートしようという姿勢が見られた。
良い結果が出たので、ここから上げていってほしい。
(追い上げを見せたことは次につながる?)
そのままダラダラいくのではなく、なんとか点をとって追い上げを見せた勢いというか、
そういうものを感じながらやっていきたいと思います。