

vs福岡ソフトバンク 第10回戦
首位奪還のためにも負けられない、ホークスとの3連戦。大宮で行われたその初戦は、1点を争うゲームに。しかし、7回に勝ち越されると、8回表途中で降雨コールドとなり、2対3で惜敗となりました。ホームラン王争いを演じている、中村の打撃。そして先発・牧田の投球を振り返ります。
0対1で迎えた2回裏。相手先発・武田からのチーム初安打は、同点の一発となりました。4番・中村が高めの直球を捉え、ライナーが右中間へ突き刺さります。ファイターズの中田と本塁打王争いを繰り広げる中で生まれた、2試合連続の21号ソロ本塁打。獅子の誇るホームランアーティストが、量産態勢に入っています。
序盤の牧田は、甘く入った球を狙い打たれ3回までに2失点。横田投手コーチは「ホークス打線はあまいボールを逃してくれないので、この後はきっちり丁寧に投げてほしい」と、牧田の修正に期待を寄せます。
牧田はその期待に応えるように、4回表はテンポよく投げて2つの三振を奪う好投。同点としてもらった後の5回表は自らの巧みなけん制もあり、相手の足を封じます。
しかし2対2のまま迎えた7回表、自らの暴投によって勝ち越しを許してしまいました。7回途中まで投げて3失点と試合をつくったものの、勝利はならず。次回こそ要所を締めていきましょう。
明日は西武プリンスに舞台を移し、野上が先発マウンドへ。首位追撃に向け、ホームでの戦いで勢いを生み出しましょう。
田邊監督コメント
(試合を振り返って)
3点目があのような形で入ってしまったね。
牧田が同点の場面で辛抱してくれたら…。
今日の場合は首位のホークスだし、武田から簡単に点が取れないところで巡り合わせもあるだろう。
(打線について)
攻めもチャンスは作るけどあと一本が出ない。
小技がちょっとうまくいかなかった。
やはり上位のチームと戦うときは、もっと締めていかないと。
ミスなく戦っていかないと、なかなか…うまくいかないね。