

vsオリックス 第11回戦
レギュラーシーズン再開後最初のカード、バファローズとの3連戦。1勝1敗で迎えた今日の試合は、一発攻勢で8対0。勝ち越しを決めました。
まずは先制弾を放った主砲・中村のバッティングを振り返りましょう。相手先発・金子千尋に対し、初回は早い仕掛けで3者凡退に倒れたライオンズ打線。2回、先頭打者として打席に入ります。フルカウントからの8球目、外角寄りの変化球に対し、逆方向に打ち返した大きな飛球は、そのまま右翼席に飛び込む、第20号のソロ本塁打となりました。
1点リードのまま膠着した試合を動かしたのは、5番・メヒアのバットでした。6回、安打と四球で無死1,2塁と追加点の絶好機で打席に入ったメヒア。ここまで金子千尋に対して2三振に打ち取られていましたが、ここでは低めの変化球をジャストミート。白球はあっというまに左中間席に飛び込みました。「1-0の接戦だったので、リードを広げられるホームランになって良かった。この点差で菊池投手がリラックスして投げられるのではないかと思うよ」と、投手を気遣うコメントを残したメヒア。しかし、今日はこれで終わりません。
8回、1死1塁で迎えた第4打席、今度は相手の3番手・マエストリの変化球を振り抜いたメヒア。逆方向に上がった打球は、そのまま右翼席に入る、14号2点本塁打となり、試合を決定づけました。2試合連続で本塁打を放ったメヒア。夏場に向けて、アーチを量産してもらいましょう。
この試合が始まるまで自身3連勝中だった先発・菊池は、直球を主体とした投球で4勝目を手にしています。初回を3者凡退で立ち上がると、2回は2つの四球を与えるものの無失点に抑えます。3回は1死から安達に左前安打を放たれますが、後続を断ちます。
横田投手コーチが「ストライクとボールがややはっきりしている感はあるが、ストレートには力があって、最近の雄星らしいピッチングが出来ていると思う。細かいことを考えずに、力でいけるところまでいってほしい」と評する中、4回は2死から糸井を安打で出塁させた菊池。続く宮崎には3塁線を襲う痛烈な打球を放たれますが、三塁手・中村が反応良く捕球して処理します。
そこからは危なげのない投球を展開。5回から7回まではわずか1安打に抑え込んで、7回を103球、被安打3、奪三振6、与四球2、無失点。交流戦は3勝0敗の成績で日本生命賞を受賞した菊池。勢いそのままに、連勝を続けてもらいましょう。
23日からはホークス、ファイターズと首位を争う連戦が始まります。まずは大宮で開催される初戦に勝って、首位奪還の足がかりをつかみましょう!
今日のヒーローは2つのホームラン、メヒア選手です!
-おめでとうございます!
(メヒア)アリガトウゴザイマス!
-まずは1本目、金子投手から打ちました。いかがでしたか?
(メヒア)とても気持ち良かったです。フルカウントで追い込まれていたんですけれども、とにかくストライクゾーンに来た球を打つ気持ちで打った結果、ホームランにつながりました。
-そして、2つ目はダメ押しとなるホームランとなりましたね?
(メヒア)マエストリ投手はすごく良いピッチャーだと思っていたので、とにかく最初のホームランと同じようにストライクゾーン周辺に来た球を打つ気持ちで打った結果、ホームランになりました。打った瞬間はホームランになるとは思わなかったですが、結果的にホームランになってくれました。
-昨日、今日とライオンズ打線は素晴らしいですね?
(メヒア)シーズンが始まって調子が悪くてあまり打てない時期もあったんですけど、最近すごく調子が上がってきて、チームの勝利に貢献できているのでとても嬉しいです。
-最後にたくさんのファンの皆様に一言お願いします!
(メヒア)ライオンズファンの人たちはホーム、アウェイ関係なくどこでも熱い声援を送ってくれているので、これからも勝利に貢献できるように頑張っていきたいと思います。
-おめでとうございます。今日のヒーロー、メヒア選手でした。
ヒーローインタビュー動画
田邊監督コメント
立ち上がり1点先制出来た。
クリーンナップも良かった。
菊池はますます安定してきたね。
今日は目標3点とかかげた。
各バッターがよく粘ったね。
いい形で、勝ち越して、ホークスとはおもいきり当たっていけます。