試合情報

昨夜の初戦を落としたドラゴンズ戦。今夜は一発攻勢で、4対1と勝利しました。

5月の中盤から不調が続いていた6番･森が今夜は打線の主役となりました。2回の第1打席は先頭打者として迎えると、相手先発･山井が投じた初球を流し打ち。3塁線を破る二塁打で出塁します。

1対1の均衡が続いて迎えた4回、再び先頭打者として打席に入った森は、内角低めの直球をすくい上げます。高々と舞い上がった飛球は、広いナゴヤドームの右翼席に舞い降ります。交流戦初本塁打は滞空時間の長い勝ち越しの10号ソロ本塁打となりました。

そして第3打席は2点リードで迎えた6回、先頭のメヒアが二塁打で出塁し、無死2塁で森が打席に入ると、相手捕手が立ち上がって敬遠。ナゴヤドームがどよめく中、1塁へと歩きます。

ナゴヤドームがさらにどよめいたのは第4打席でした。相手の2番手･岡田が投じた低めの変化球をはじき返すと、大きな放物線を描いた打球はバックスクリーンへ。11号ソロ本塁打で4対1と試合を決めました。

先発･野上は好投を演じて6勝目。初回は無死1,3塁のピンチを背負って1点を失いますが、2回は藤井の安打だけで無失点に抑えます。3回から5回までは3イニング連続で3者凡退に抑えた野上。6回は2死1,3塁と、一発が出れば逆転される場面で、相手の4番･ルナを迎えます。ここで気合いを入れ直し、空振り三振に仕留めた野上は、7回を3人斬りで抑えました。

7回を97球、被安打4、奪三振8、与四球1、失点1の投球内容を「1,2回は自分と戦いながら投げている状態でしたが、それ以降は自分なりにいいピッチングが出来たと思います」と振り返った野上。交流戦に入って、自身2連勝となりました。

明日は岸が今季初登板。カード勝ち越しを狙って、強竜打線に立ち向かいます!

-見事なピッチングでした。

(野上)ありがとうございます。

-昨日敗れて今日を迎えたマウンドということになりました。まず、どんなことを考えていましたか?

(野上)先取点をあげないようにと思っていたんですけど、マウンドがちょっと難しくて…。それ以降は修正できたんで、良かったと思います。

-それから中盤辺りのピッチング、ランナーも許さないという感じでした。見事でしたね。

(野上)丁寧に投げることを心がけて投げたんで、良かったです。

-それから中盤の追加点、ホームラン、力になりましたね。

(野上)このヒーローインタビューが森じゃなくてすいません。

-6回のピンチになってルナ選手、あの辺りのピッチングについて振り返ってもらえますか?

(野上)3ボールになってフォアボールは嫌だったんで、開き直って自分のことを信じて投げたんで。三振取れてよかったです。

-これで明日勝ちますと、2カード連続の勝ち越しということになります。明日に向けて一言お願いします。

(野上)明日は岸さんが復帰登板なので、勝ちたいと思います。明日もお願いします!

-次のピッチングも期待しています! おめでとうございました。

(野上)ありがとうございました!

-見事なピッチング、野上投手でした!

森は打ち始めるんじゃないか。今日に限ってはホームランだったけど、明日以降見てみないとね。
打率.280で11本のホームランを打てるというのは、フルスイングの中でもミートがうまいということだね。

野上については6,7回をしっかりと切り抜けたな。
チームとしてこれからも細かいところをしっかりとやっていくよ。